スキー教室

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ウチの小学校区ではまだ授業でスキー教室をやっています。旧市内では唯一の様です。ボランティアでスキー教室の指導をしている、同じ町内のゴリラこと伊藤さん(笑)の話だと年々未経験の子供が増えていて、教えるのも大変だそうです。

スキーが出来るというのは雪国の特権でもある訳で、子供が幼稚園の時に連れて行きました。湯殿山スキー場の長いリフトを降りると、１０年振りに履いたスキー靴がエアジョーダンの加水分解の様にバラバラになり、初スキーの子供を抱えながらインナーブーツで下りて来たのです。それがトラウマでしばらくは行く事もありませんでしたが、スキー教室があるというので、子供に恥はかかさられないと事前に何度か練習には行ったのですが、今の小学校の親世代は、恐らくスノーボード世代になるので、それも億劫なんでしょうね。私も子供の練習にお父さんはスキーが出来るんだよ、というアピールもあったのです(笑)。

小学校の頃はスキー場での授業もありましたが、鶴岡公園やグランドの山でのスキーの授業がありました。更にミニスキーという、長靴につける３０ｃｍ程のプラスチック製のスキーを持ち込んでも良く、放課後や休み時間はこれで遊んでいました。本当はいけませんが通学にも使っていました。こんな風にスキーが小学校に密着していましたので、今の状況はちょっと寂しいと思います。

このミニスキーのスピード感は半端無く、ジャンプ台でバランスを崩して、背中から着地して呼吸困難になる事がよくありました。それでも臆することなく滑り続けるのですから、ハートも鍛えられたような気がします。

ちなみに、義兄のコネで斉藤胃腸ホスピタルのスキーツアーに参加したことがあります。もちろんナース狙いだったのですが、当時プロパーと呼ばれた製薬会社の営業マンや納品業者さんのオッサンが多く、がっかりしたのを思い出しました。

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