ダイワコーポレイション株式会社(リサイクルショップ ハローズ/家具のダイワ)社長のひとりごと

仕事の事、趣味の事、子供の事etc昭和40年生まれのおやじのブログ

私が選んだ日本のカルト映画ベスト10

2016-03-03 07:49:07 | 映画・DVDレビュー
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狂い咲きサンダーロード
順位をつけるつもりはありませんが、私の中では不動の1位です。初期の石井聰亙(現岳龍)監督の映画はどれも好きですが、これは別格です。暴走族、右翼団体、ゲイ、サイバーパンクを独自の過激な描写で表現しています。正にカルトな映画です。中学3年生の私が衝撃を受けた作品ですが、確かに後に何度も見直して発見する場面もあるのですが、基本中3でも楽しめるストーリーです。



ヒミズ
園子音監督も好きで、どの作品もカルト色のある映画ですが。青春の光と影を園監督流に激しく描いたヒミズが好きです。過激な作品が多い園監督ですが、そこは抑えた、少し違った角度の青春ラブストリーです。これも園ワールドなのですが、愛のむきだしの能天気さとは真逆な表現の作品です。


太陽を盗んだ男
アナーキーな香りがプンプンの映画ですが、手に汗握る単純にアクションも楽しめる作品です。当時はアイドル性の高いジュリーの狂気に満ちた演技が素晴らしい。


行き行きて神軍
私の様な右傾の人間ですら引き込まれる、イデオロギーを別にしても、かなり歪んだ感覚の奥崎を追ったドキュメンタリーです。爺が爺を執拗に追いかけて殴る、、、奥崎の狂気にゾクゾクします。


田園に死す
寺山修司監督、脚本の寺山さんらしいシュールな作品です。映像的には色彩感覚に衝撃を感じました。その色彩におどろおどろしさや懐疑的なものや、寺山ワールドを感じます。前衛的なのですが、囲気を堪能できる作品です。


サード
これも寺山修司原作なのですが、難解ではありません。ただ非日常的な事件や、苛立ち葛藤を淡々と抒情的に描くあたりはまさに寺山ワールド。


鬼畜
原作:松本清張で監督:野村芳太郎の作品です。とにかく切なくなる作品です。このコンビの作品では震える舌も強烈な映画でした。両作品ともに子を持つ親に見ていただきたい。原作は読んだ事がありませんが、監督の野村さんの表現力が優れているのだと思います。


狂った果実
ロマンポルノ時代のにっかつ映画ですが、濡れ場はほとんどなく、文芸的な作品です。当時のレンタル屋でも普通のコーナーに置いてありました。実は石原慎太郎原作の映画だと思って借りたのです。石原さん原作のもヌーベルバーグ的で良い作品でしたが、これは遠雷の直前に作った根岸吉太郎監督の作品で、破滅的な青春の葛藤を感じます。


アイデン&ティティ
監督が田口トモロヲ、脚本が宮藤官九郎、原作がみうらじゅんでバンドの映画なんで、どう考えても私好みの映画です。とってもチープでクソ映画だけど深い。映画批評は見なくても、あまり良いはずは無いと思いますが、その完成度の低さや安っぽさが、この作品に良い雰囲気を醸し出しています。


シベリア超特急
映画評論家、水野晴郎さんが製作、監督、脚本、主演などを務めた作品ですが、言っちゃ悪いですがバカバカしい映画です。いわゆるオバカ映画ですがそれを狙って作ったのかもわかりません。映画評論家の作品ですので、狙った可能性も高いと思います。このカオスな映画は当時はシベチョウという愛称で呼ばれ(笑)、とにかくマニアには愛された映画だと思います。まぁ1回見れば十分ですが、1度は見ておいた方が良いカルトムービーです。

なかなかレンタル屋さんには置いていない作品が多いですが、機会と興味がありましたら見てみて下さい。

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