ダイワコーポレイション株式会社(リサイクルショップ ハローズ/家具のダイワ)社長のひとりごと

仕事の事、趣味の事、子供の事etc昭和40年生まれのおやじのブログ

学習デスクのお話

2019-02-07 08:00:00 | 家具
鶴岡市・庄内町のリサイクル品の買取り&販売はリサイクルショップハローズ
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家具専門店時代のお話しです。冬になると売上げが激減する訳で、そこを学習デスクの販売でカバーしようと、販売戦略にはチカラも入りました。

まずコクヨやイトーキ等の大手メーカーの学習デスクを安く仕入れる為には、秋頃までに台数を読んで発注しなくてはいけませんでした。これがなかなかやっかいで、数を予測したうえに、それを在庫しておかなければならないのです。大手メーカーの場合、パネルのキャラクターが年によって変わるので、売り残しができないので、かなり慎重に仕入れました。

ある時期から、ノンブランドのデスクでも、キャラクターのデスクマットが乗っていれば、子供を騙せるという事で、高品質でありながらリーズナブルなノンブランドのデスクが売れる様になりました。そこで仲間の会社数社で、海外からオリジナル製品をコンテナで輸入する事になりました。ただ大量発注のリスクもあり、当社にはかなりの台数が振り当てられたのです。これには頭を使いましたし必死でした。子供を喜ばせて、親御さんにはお得感を出す企画を考えるのでした。

↓企画満載のチラシを何度か打ちました。


↓の様なダイレクトメールを鶴岡市内の新入学予定児に配布しました。

↓色鉛筆が入っていて、これを持ってきてもらって、店内で削るとその色に応じて景品が当たるのです。1位のベッドが当たった人は、本当はデスクを購入するつもりが無かったのですが、申し訳ないと購入していただいた事もありました。


こんな事を3年程続けました。デスクマットやデスクカーペットサービス。抽選会の景品はエンピツDMと購入後のポケモン抽選会。DMには郵送代と、鶴岡市の新入学児童の名簿代(当時は名簿屋さんから個人情報を買う事ができました)等々、メーカー品を秋に事前発注したり、コンテナで輸入して、そこそこの利益率で仕入れても、それを上回る経費が掛かりました。この3年間は1年間で数百台販売して、鶴岡一の販売台数だと言われておりましたが、儲かりませんでした(笑)。

今は新品でもリユース品でも、学習デスクは売れなくなりました。以前も申しあげましたが、まず低学年の子供たちは自分の部屋で、デスクに向かって勉強をしなくなったのです。リビングやダイニングで親の脇で勉強するのです。中高生になってから簡単なデスクを買ってあげるという流れの様です。家具屋の私が言うのも何ですが、自分の部屋で勉強する様になったら、それに間に合うデスクを買えば良いのかもしれません。もしくは、今のうちに永く使えるデザインのデスクを買うのも良いと思います。

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