禁煙から8年

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中学時代から吸い始めて、何度も禁煙にチャレンジして挫折『一生禁煙は無理かも』とさえ思っていましたが、禁煙からもう丸8年になります。

それより前には、パッチで外部からニコチンを摂る禁煙方法を試しましたが、ニコチンが強くて気持ち悪くなって止めました。成功したのは飲む薬です。タバコを吸って『はぁゆっくりする～』と脳から出る、快楽ドーパミンを抑える薬でしたが、これはパッチ以上に我慢する意思が必要でした。『ここで負けられない』と『また挫折しても良いのか？』と自分との闘いでした。しかしこの薬の効果は禁煙から1か月後にはっきりしてきました。タバコの美味しさが脳内から消えてしまったので、身体が求めなければ、吸いたいという欲求がわかなくなったのです。

30数年間も吸い続けてきたので、その後も、なんとなく吸ってみたいなぁという気持ちは出てきましたが、それは割と難なく乗り越えることができました。たまに『1本も吸っていないの？』と聞かれますが、1本でも吸えば禁煙ではないし、1本吸えば『もういいや』となし崩しになると思うので、1本も吸っていません。逆にたまに吸うD君の気持ちがわかりません（暴露笑）。

何度も言いますが、タバコを止めて良いことばかりです。あの当時でも結構な値段になっていましたが、タバコは高価になりました。1月1万円、年間で12万円もの節約になります。8年間止めたので100万円の節約になりました。更にはコンビニでタバコを買っていましたが、ついでにいろんな物を買っていたので、それだけではありません。

接客をするので、服についたタバコの匂いや、口臭も気にする必要もなくなりました。喉や食道の違和感もなくなりました。胸部や頭のモヤモヤもなくなりました。

そういえば、10年ほど前までは、毎日寝る前に飲酒していました。本当に毎日で、これを止めると眠れないのです。当然お腹を壊す訳ですが、お医者さんに行くと、お腹の薬の他に睡眠導入剤も処方されるのです。これも良くないと、5年ほど前に週1日は飲酒を休む日を作りました。眠れなくとも仕方が無いと我慢しました。これを続けていると、次第に眠れる様になりました。そこで、今は週に2回は禁酒日を設けられるようになりました。いずれは週３にしたいし、1回の量も減らしたいと考えています。

両親が60歳前半で癌で亡くなって『どうせ俺も早く死ぬんだし』と思っていましたが、10年間ジムで筋トレをして、健康についていろんな側面から考える様になりました。両親が亡くなった頃からすれば、医療は格段に進化しました。逆に家族に迷惑をかけながら、中途半端に生きる可能性も高くなったと言えると思いました。家族への迷惑を考えれば、やはりギリギリまで健康でいるべきだと考える様になり、いろいろと気を付ける様になりました。

ただひとつ、こんな事態は最も家族に迷惑をかけるというのは、身体も元気でチカラもあるのに、ボケてしまう。いまから嫁と、脳に利くと言われるサプリを飲んでいます（笑）。


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