田川地区ミニバスケットボール交歓大会

日曜日に行われた、ミニバスケの決勝リーグは２敗で県大会進出には至りませんでした。初戦のＶＳ大山の開始５分前に、会社から携帯に電話が入り帰社。全く観戦する事はできませんでしたが、王者相手に、３～４クォーターのスコアではウチの方が多く得点し、１０点差に詰め寄るナイスゲームだった様でした。次の余目戦は県大会出場をかけた大一番という事で、選手達も気合が入りすぎたのでしょうか？いつも通りのプレイができませんでした。ガチガチで動きも鈍く、気持ちだけが前で焦りからのミスを連発。終了のブザーを聞いても何故か悔しさはこみ上げてきませんでした。『あのチームがよくここまでがんばった』と心から子供達を称えたい思いが強かったのです。ベンチに目をやるとシャイな子達が多い６年生７人、全ての子供達が泣きじゃくっていました。とてもクールなウチの子まで泣くとは思っていませんでした。不意をつかれ私も涙してしまいました。ラストゲームいろんな思いが去来してきたのだと思います。泣けるチームに育てていただいた監督、コーチ陣には感謝いたします。ウチの子は初戦では１クォーターで４得点をあげてがんばっていたよ、とある方から教えていただきました。２試合目には、先週までの彼の姿とは見違えるほど積極的にゴールに向かっていました。今まではボール運びもできず、ドリブルしている視界にディフェンスがはいると、手を止めパス相手を探す。流れが切れる。そんな光景を何度も見せられ『せめて、チーム内の練習試合では１ｏｎ１を仕掛けようぜ』と言っても出来なかった。そんな彼がエンドからボールをもらうと端から端まで、一人でドリブルでもちこみ自らシュートまでいった。ブロックはされたが本当に嬉しかった。試合の前の晩、寝る前に『負けても、失敗しても、後悔だけはしないようにがんばろうな。お父さんも、もうプレッシャーはかけないから、、、』と言った、その言葉をシッカリ胸に刻んでくれたのかな？中学にいってもやると言っている彼の今後に繋がる試合になったと信じています。この１年間、いろんなモノを子供達から与えられました。子供達はもちろん、監督、コーチ、ご父兄の皆様、対戦していただいた他チームの子供達及びその関係者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。