廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

”もってない”男

2019-07-14 23:23:23 | Weblog
 昨日、サンフレッチェは鳥栖とアウェ―で対戦し2-0で快勝、私もそれを無事に現地で見届ける事が出来ました。 スタジアム到着が大幅に遅れて後半からとなりましたが前半の終了時点では0-0でしたので。 そしてカープの方はオールスター戦が昨日で終わって今日は移動日、連休最終日とは言え月曜日の明日から横浜スタジアムでベイスターズとの三連戦です。 女子サッカーのアンジュヴィオレはホーム最終戦を勝利で飾り、なでしこリーグ部への復帰が成るかは来週の結果次第に。 それにしても毎年恒例なのかホーム最終戦はエディオンスタジアムを借りての開催でしたが観客の入りは1000人以下で厳しく。 中央公園北側広場で建設が決まった新サッカー場の話、行政側とサンフレッチェだけで決めて良いのかと。 アンジュヴィオレとアマチュアサッカーの関係者からも要望を聞くべき。
 
 
ヒロシマナタリーの記憶

 今日はgooブログのテーマ投稿で書きます。 今回のお題は「ジェットコースターは得意ですか?」にしました。 私は子供の頃からジェットコースターは好きです。 子供の頃は広島にも遊園地......
 

 サンフレッチェのアウェ―鳥栖戦の応援から一夜明け。 私自身は宿に入ったものの疲れ切って寝てしまい、朝早く目が覚めてシャワーをしたり洗顔したりして準備を整え、チェックアウト時間ギリギリまで粘って宿を出ました。 それと言うのも雨が止まなくて、やむを得ず雨具を付けてバイクで出発しました。 雨宿りも兼ねて昨日の鳥栖駅へ改めて行って見ました。 明るい時間に来ると同じ場所でも印象は違いますね。 昨晩と同じ駐輪場にバイクを停め、雨避けにカバーを被せてから鳥栖駅へ。

 鳥栖駅前の案内板。 線路を挟んで駅の反対側に多数の店が在る事が分かり、遠来のサポーターにも分かり易い様にしてる。 私は昨日、バイクで来た上に宿舎へ急がないといけなかったから立ち寄る余裕が無かったが。 後で気が付いたのだが駅前が元気な事は佐賀県内では珍しい事だった。 サッカー場や球技場を造ろうとすると「サッカーは試合が少ない」とケチを付ける輩は多いが広島以上に車社会の九州でサッカーの集客力が大きな力を持っている事実を知る事が出来た。 鳥栖駅前には商店だけで無くホテルも多かったが、鳥栖市自体に有名な観光地も無ければ大企業の本社も無いのに観光地のある呉の駅前より多い。 サッカーが複数の大きなホテルの経営を支えられる宿泊需要を生み出した。
 
 改札を通り通路内の観光案内?を見る。 鳥栖駅の歴史によると昔から博多から熊本・鹿児島、そして佐賀・長崎へと伸びる鉄道や街道の集まる要衝だったと。 しかし地理的条件だけでは駅前の宿泊需要など生み出せず、サッカーによる安定した万単位の集客があったからこそ。 それと鳥栖駅は昔は今よりもっと規模が大きかったとか。 それでピンと来たが広島駅の貨物ヤード跡地にマツダスタジアムが出来た様に鳥栖の”駅前スタジアム”も鳥栖駅の関連施設の跡地が出来た事により造れたのかと。
 
 そろそろ雨も止んだと思い、有名らしいホームの立ち食いうどんを。 本当は昨日、宿舎からJRに乗ってここに来て食べてからスタジアムに行く筈だったのだが。 ”鶏肉王国”九州らしく普通の肉の代わりに鶏かしわのそぼろが入ってる。 美味しかった、私は丸天うどんにしたが他のメニューは来年のお楽しみと言う事で御馳走様でした。 駐輪場に戻るとまた雨が... 仕方が無く雨具を着てバイクで出発、スマホナビを頼りに佐賀市へと向かう。 雄大な大河・筑後川の川縁を何キロも走った後は平野に広がる田園風景。 広島では見られない景観に感動しつつも安全運転で。 そして遂に佐賀市内に入り、佐賀城公園へと。 街中には堀の一部が残っていたりと城下町らしい風情もありました。
 
 佐賀城跡公園に来ました。 本丸の城門には佐賀の乱での銃弾の跡が残ってます。 良くも悪くも佐賀市内中心部が極端に都市化せず田園風景も残る程だったので平城にも関わらず城の敷地がこれだけ残せたのかと。 江戸時代中期まで残ってたらしい五層の壮麗な天守閣の再建を含め、佐賀のシンボルとして今後も再建出来る余地がある事が広島城との違いか。 城の天守閣では無く本丸御殿を木造で再建したのは全国初の事例で、それが今の名古屋城とか後に続いたのかと。 壮大だったらしい御殿の半分程度とは言え見事で、内部で役者さん達による寸劇とかも鑑賞しました。 唯一、残念だったのは劇中で取り上げられたにも関わらずアニメ『ゾンビランドサガ』の”ゾ”の字すら無かったのが...
 
 今回の佐賀の旅で鳥栖アウェー応援を除けば最も来たかったのがアニメ『ゾンビランドサガ』の聖地巡礼の唐津城でした。 物語の終盤、「私はいつも肝心なところで上手く行かない”もってない女”なんだから放っといて!」と落ち込むヒロインに対しプロデューサーの男(影の主人公?)が「お前がどんなに持って無い女でも、俺が持ってるからええんじゃい!」と叱咤激励する場面が好きで、その背景に映ってたのが唐津城と虹ノ松原。 それをこの目で見たかったのに当日は花火大会でお城に入れず。 写真も撮れなくてバイクから横目で見るしか無かったのが残念。 せっかく楽しみにしてた旅行が大雨に見舞われたり城に入れなかったりと私も”もってない男”ですがサンフレッチェが”持ってる”クラブならそれで良い、応援しているサポーターの私だってきっと...と、前向きに考える様にします。
 
 楽しみにしていた唐津城に入れず、仕方なく帰ろうと思ったら道路案内にアルピノとあったので、ここもゾンビランドサガの”聖地”だったなと立ち寄り。 ここは唐津駅のすぐ前だった。 思っていたより小振りな建物だが個性的で良い。 一階にはお土産コーナーと飲食店、二階は唐津焼の展示販売、三階にアニメでライブをやったホールが在るのか。 やっと聖地巡礼らしい気分が出て来ました...
 
 私はアルピノホールを出て、隣の唐津駅に来ました。 こちらにも『ゾンビランドサガ』それに同じくご当地アニメの『ユーリ!』のポスターが多数あって感激しました。 唐津城に入れなかった時は己の不運を嘆いたが、現金なもので唐津まで来て本当に良かったと思ってしまいました。 せっかくだからと駅の売店で名物?のイカ天を買ったり、美味しいラーメンを食べたりと存分に楽しめました。
 
 花火大会での混雑を避け、唐津を思ってたより早く出る事になったので予定には無かった伊万里市へも立ち寄り。 唐津から伊万里まで、またしても山越えでの道の途中に『ゾンビランドサガ』の劇中にも登場し、有名な『ドライブイン鳥』が在ったが連休で混んでるしラーメンを食べた後なので断念、並んででも食べる価値があるそうだが。 山越えの末に伊万里駅に着いたが鳥栖や唐津の駅と同様、こちらも個性的な駅ですね、広島県内のJR駅が共通の設計図でも使ってるのかと言いたくなる程に似た作りの橋上駅ばかりだけに。 伊万里駅はJR九州と松浦鉄道の駅を陸橋で繋いだ上にバスセンターも併設した個性的な造りが魅力だが、それが人出には繋がって無いのが難しいところですけど...
 
 伊万里の駅前も連休の中日の夜なのに開いてる店も少なく...寂れてるとまでは言いたく無いのだが、九州は広島以上の車社会で郊外型商業施設に押され?伊万里駅や周辺を見ると街づくりにもセンスを感じるのだが、それが人出には結び付かず。 朝、見た鳥栖駅の前に飲食店が一杯だった事実の前にサッカーは試合が少ないなど意味は無い 。 伊万里市からまたしても山越え(夜だからちょっと怖かったが)の末、佐賀市内に戻り快活CLUB佐賀本庄店にチェックインし、疲れたのかマッサージチェアで寝てしまいました。 モバイル機器の充電にコードも途中のセブンイレブンで買って増やしました。
 
 
 ...以上です。
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