先月の鳥栖アウェ―遠征では行きも帰りも門司から博多までの道を通りました。 そして夜勤明けに”朝酌”しながら見ている『にっぽん縦断こころ旅』もちょうど九州編をやっていてちょっと前に行って来たばかりの福岡県や佐賀県の風景を見せてくれたので懐かしかった訳ですが。 ところで今さらっと”博多”と癖で書きましたが福岡県福岡市なんですよね。 しかし駅と港の名前も博多で、私が現地で晩御飯に食べた店も『博多ラーメン はかた屋』で広島でもお馴染みイズミゆめタウンも『ゆめタウン博多』でした、これは福岡県内の他のゆめタウンと区別するのに都合が良い事もありますが。
前に本で読んだのですがアジアとの玄関口でもある博多と言う港町の名は弥生時代からあったそうです。 その後も中国や朝鮮半島へと向かう出発の港として存在感を発揮し鎌倉時代の元寇では真っ先に狙われて戦場になったりもしました。 戦国時代も博多は少弐氏・大内氏・毛利氏・大友氏らによる激しい争奪戦になりながらも博多商人は独自の強い力を持ち京都や堺の商人とも繋がって戦国大名達の間を... そして江戸時代、関ヶ原の戦いでMVP級の大活躍だった黒田長政が中津城から博多近くの名島城へ移って来て、博多の西側に巨大な福岡城と城下町を建設し、博多も福岡に改名しようとしたが難しく商人町の博多と武士の街の福岡が隣り合う形に。 明治時代になって街の名前は福岡、ターミナル駅と港の名前は博多で話が付いて合併し今に至りますが歴史ある博多の名前は今も根強く...
日本で昔から地名を変える事は多少はありましたけど戦国時代の末期、織田信長が天下布武の本拠として居城と城下町を岐阜と命名して以来、彼の影響を受けた武将達によって江戸時代の初期まで地名変更のブームみたいな流れになり黒田長政も新たな領地に祖先の地の名前を付けようとしましたが上手く行かなかった訳で。 後の平成時代は国が地方自治体の合併や統合を進めて、それによる新しい地名も全国各地に出来ましたが旧国名に加え平仮名や片仮名の地名まで登場しているのは気になりますが。
12月27日の巡回備忘録徒歩で自宅を出発⇒五日市駅から広電の路面電車で広島市内中心部へ⇒シャレオ地下街に降り、地下の入り口からそごうへ⇒そごう⇒AQ’A広島センター街⇒広島バスセンターとバスマチフ......
以前、スポーツ新聞にタイガースの名前が変わるかも、みたいな記事がありました。 球団社長が同じ企業グループ内の阪急電鉄の出身なので”阪急タイガース”になるのでは、みたいな内容でしたが同じ企業グループ内ならブランドが確立している今の球団名で通すのは当然なので問題は無いと思いますが球団が別の企業に買収された場合は馴染みのある球団の呼び方を変える事にもなるのかも...
このシーズンオフはホークスの積極補強が目に付く一方で、昔は毎年のオフ、資金力に物を言わせて派手な補強をして来たジャイアンツはすっかり目立たなくなり、今年もドラフト指名の新人選手を別にするとFA補強は無しでカープから長野選手を無償トレードで復帰させた他はホークスを自由契約で退団した松田選手の獲得に留まっています。 日本のプロ野球(NPB)は基本的に”親会社対抗野球大会”なのでネット社会に対応出来ず他の課金型サービスに負けて定期購読者を減らしている新聞社は厳しく。 セ・リーグではジャイアンツとドラゴンズの親会社が新聞で何十年も球団名は変わらなかったのですが、今後は(球団名も変わるし)球団を売るに売れず難しい局面になると思われますが。
誤解の無い様に書きますがジャイアンツにしてもタイガースにしてもドラゴンズにしても人気はあるし球団が存続の危機になったりする心配はありませんが優勝そしてホークスなど親会社に資金力のある球団に勝って日本一になる事を求めるのは親会社に余裕が無く難しいでしょうね。 じゃあ勝って欲しいから身売りしろと言ってもNPBは球団名に親会社の名前を付けるのを認めており、球団を保有する企業側もそれによるマスコミなどへの自社名の露出こそプロ野球チームを持つ意味だと解釈しマスコミも地域名や都市名、ニックネームを無視して企業名ばかり露出していますので身売りすれば長年、馴染んだ名前を失う事になるでしょうね。 あの長嶋さんも新聞業界が壊滅状態になるなんて夢にも思わなかった時代ですから「我が巨人軍は永遠に不滅です。」と言えたのですけど、NPBの仕組みの元では球団そのものはともかく名前は不滅では無いのですよね、永遠に繫栄したままの企業なんてありませんから。
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