以前、テレビの、「マネーの虎」で、日本で、ケバブのファーストフードを開きたい、と言って、希望額の1800万円を、見事に獲得した、二人のトルコ人がいた。
私は、あれは、絶対、失敗すると確信していた。二人のトルコ人には多くの未熟すぎる考えたが多すぎる。それを、出資者は、見抜けないのか?ならば、出資者も見抜く目がない。
いくつも、未熟な点があるが、一番、大きな点は。
マクドナルドを例に出すと。マクドナルドは、食べ物屋ではないのである。では、何かというと、高校生、大学生、社会人、が、気軽にお喋り、できる、喫茶店なのである。中学生以下は、入りにくいだろう。マクドナルドは、高校生が、放課後、帰りがけの一休みのお喋り、や、クラブ活動の相談、などをする場所なのである。大学生でも社会人でも同じである。軽いお喋りや、重要な相談、商談まで、すべてに使える。それと、学生が勉強する場所なのであり、色々な国家試験の勉強をする場所なのである。それと、知らない人や知ってる人、同士が、(たとえばメル友で始めて二人が会う待ち合わせ場所)なのである。「××駅の西口のマックで会おう」ってな具合である。それと、夏、買い物で、疲れて、クーラーの効いた涼しい場所で、アイスティーを飲んで、一休みする場所なのである。別に、マクドナルドのハンバーガーが美味くて、ハンバーガーを食べたくてマクドナルドに入っているわけではないのだ。むしろ、マクドナルドのハンバーガーは、高い。ダブルチーズバーガ一ひとつの340円で、牛丼屋の牛丼が食べられる。牛丼の方が、ずっと、腹が一杯になる。
ちょうど、政治家や実業家が、重要な話し合いをする場所といえば、赤坂の高級料亭になる、しかない、のと同じである。まさか、政治家がマクドナルドで、密談するわけには、いかない。別に、赤坂の高級料亭を食べたくて、入っているのではない。
一般の喫茶店では、セルフサービスではなく、「いらっしゃいませ」と言われ、「ご注文は何になされますか?」と聞かれ、出る時、レジで勘定しなくてはならない。その堅苦しさから、三時間、喫茶店で勉強してねばる、ということは、出来にくい。し、あまり、くつろぎすぎた長話し、も出来にくい。
そして、会話や勉強のため、マクドナルドに入ったら、さすがに、何も注文しない、という、わけにはいかない。さすがにマクドナルド以外の食べ物を持ち込んで食べると、店員に注意される。
そして、会話や勉強していると、だんだん、腹が減ってきて、咽喉も渇いてきて、つい、マックフライポテトや、チキンマックナゲットやコーラやシェイクなどを、注文してしまうのである。
マクドナルドは、何かをする場所なのである。しかし、食べ物屋である面も確実にあり、朝マックや、昼食時に、手軽に腹を満たす場所でもあるのである。
そういう二面性、(これは、そうしようと緻密に考え抜いた結果ではなく、たまたま日本人の気質に幸運にも偶然に、に合っていた)、から、マクドナルドは、経営が成り立っているのである。
それが、一番、大きな理由である。他にも、大きな二つの理由がある。
二人のトルコ人(留学生)には、三つの大きな、考え方の、お粗末さがある。
第一点。彼らは、学園祭で、ケバブを出店して、2万人以上の人が、彼らのケバブを食べて、その中で、ケバブはおいしくない、マズイ、と言った人は一人もいない、と自慢げに言っていた。それがケバブが日本で売れる根拠としていた。この思考は、お粗末すぎる。ケバブでなくても、焼きトウモロコシでも、焼きそば、でも、綿菓子でも、食べて、美味しくない、マズイ、という人は、一人もいないだろう。百歩ゆずって、食べて、あまり、美味しくないと思った人がいたとしても、正直に、マズイ、美味しくない、と言ったら、売ってる人がかわいそうと思うから、正直な感想など言わないものである。それが、お粗末な思考の一つ、である。私自身、ラーメンでも、カレーでも、スイカでも、メロンでも、要するに、この世の全ての食べ物は、農家から始まって、売れる美味しい食べ物になるようにと、必死に努力して作っているのだから、マズイ食べ物というものは、何一つ思いつかない。腹が減っている時には、私は、何を食べても、本心から、美味しい、というだろう。そして私自身、飲食店の人に、マズイとか、美味しくない、とか、言ったことは、人生で一度もない。大昔、一度、十分、煮えていない、生煮えの牛丼を食べて、マズイと思った経験はあるが、店の人に、「おい。これ。マズイよ」とは、もちろん言わず、心の中で、「まあ、店の人も忙しいから、千回に一回くらいは、失敗することもあるだろう」と思っただけである。
第二点.彼らは。「人通りのいい所に店を出せば、きっと売れる」と言ったが、この考え方も、お粗末すぎる。店は、どこかのビルの、空いている一室を借りることになるのだろうが、「人通りのいい所」なら、地価がバカ高いから、当然、ビルのテナント料も、バカ高くなり、バカ高いテナント料に達するほど、一日中、客が、ひっきりなしに来て、休む暇もなくケバブが売れなくては、テナント料さえ払えず、赤字経営で、やっていけない。彼らは、テナント料が、タダのような感覚である。
第三点。さらに、学園祭で、ケバブ店を出店して、よく売れて、自信をつけてしまったことが、二人の失敗の元なのである。学園祭は、お祭りであり、客は、食べたことのない、めずらしい食べ物を食べたがっている。そして、トルコのケバブと書いてあり、肉が回って、それをそいでいれば、トルコのケバブとは、一体、どんなものなのだろうと、少し値段がくても、興味本位で、客は食べてみたくなるものである。人間は、毎日、同じ、ありきたりな、日常の生活にあきあきしているから、未知なる物を求めるのである。だから、連休には、国外の見知らぬ土地に旅行にいくのである。しかし、学園祭のケバブにせよ、連休の海外旅行にせよ、それらは、あくまで興味本位、が動機なのである。旅行で行った未知の国を気に入ったからとって、本気で住もうとは、言語、文化、仕事、住居、他、などの様々な現実的理由から出来ないし、しないのである。ケバブも、それと同じであり、毎日、高い金を払ってでも、食べたいとは思わないのである。学園祭でケバブが売れるのは、珍しい異国の料理を食べてみたい、という興味本位が動機で売れているのである。その認識が、二人のトルコ人にはない。
ケバブは、お祭りの屋台で、食べる、わた飴、や、チョコバナナの類なのである。
そもそも出資者の社長たちを、私は賢いとは、全く思わない。事業なんて、軌道に乗るまでが大変なのであって、一度、軌道に乗ってしまえば、たいして頭は使わない。もちろん世の中の動向や同業者の動向には、目を光らせていなければならないが。大企業になって、管理職が多い所なら、そこがブレインとなるから、社長の中には、社長室で鼻クソをほじくっているだけの社長もいる。
私は、あれは、絶対、失敗すると確信していた。二人のトルコ人には多くの未熟すぎる考えたが多すぎる。それを、出資者は、見抜けないのか?ならば、出資者も見抜く目がない。
いくつも、未熟な点があるが、一番、大きな点は。
マクドナルドを例に出すと。マクドナルドは、食べ物屋ではないのである。では、何かというと、高校生、大学生、社会人、が、気軽にお喋り、できる、喫茶店なのである。中学生以下は、入りにくいだろう。マクドナルドは、高校生が、放課後、帰りがけの一休みのお喋り、や、クラブ活動の相談、などをする場所なのである。大学生でも社会人でも同じである。軽いお喋りや、重要な相談、商談まで、すべてに使える。それと、学生が勉強する場所なのであり、色々な国家試験の勉強をする場所なのである。それと、知らない人や知ってる人、同士が、(たとえばメル友で始めて二人が会う待ち合わせ場所)なのである。「××駅の西口のマックで会おう」ってな具合である。それと、夏、買い物で、疲れて、クーラーの効いた涼しい場所で、アイスティーを飲んで、一休みする場所なのである。別に、マクドナルドのハンバーガーが美味くて、ハンバーガーを食べたくてマクドナルドに入っているわけではないのだ。むしろ、マクドナルドのハンバーガーは、高い。ダブルチーズバーガ一ひとつの340円で、牛丼屋の牛丼が食べられる。牛丼の方が、ずっと、腹が一杯になる。
ちょうど、政治家や実業家が、重要な話し合いをする場所といえば、赤坂の高級料亭になる、しかない、のと同じである。まさか、政治家がマクドナルドで、密談するわけには、いかない。別に、赤坂の高級料亭を食べたくて、入っているのではない。
一般の喫茶店では、セルフサービスではなく、「いらっしゃいませ」と言われ、「ご注文は何になされますか?」と聞かれ、出る時、レジで勘定しなくてはならない。その堅苦しさから、三時間、喫茶店で勉強してねばる、ということは、出来にくい。し、あまり、くつろぎすぎた長話し、も出来にくい。
そして、会話や勉強のため、マクドナルドに入ったら、さすがに、何も注文しない、という、わけにはいかない。さすがにマクドナルド以外の食べ物を持ち込んで食べると、店員に注意される。
そして、会話や勉強していると、だんだん、腹が減ってきて、咽喉も渇いてきて、つい、マックフライポテトや、チキンマックナゲットやコーラやシェイクなどを、注文してしまうのである。
マクドナルドは、何かをする場所なのである。しかし、食べ物屋である面も確実にあり、朝マックや、昼食時に、手軽に腹を満たす場所でもあるのである。
そういう二面性、(これは、そうしようと緻密に考え抜いた結果ではなく、たまたま日本人の気質に幸運にも偶然に、に合っていた)、から、マクドナルドは、経営が成り立っているのである。
それが、一番、大きな理由である。他にも、大きな二つの理由がある。
二人のトルコ人(留学生)には、三つの大きな、考え方の、お粗末さがある。
第一点。彼らは、学園祭で、ケバブを出店して、2万人以上の人が、彼らのケバブを食べて、その中で、ケバブはおいしくない、マズイ、と言った人は一人もいない、と自慢げに言っていた。それがケバブが日本で売れる根拠としていた。この思考は、お粗末すぎる。ケバブでなくても、焼きトウモロコシでも、焼きそば、でも、綿菓子でも、食べて、美味しくない、マズイ、という人は、一人もいないだろう。百歩ゆずって、食べて、あまり、美味しくないと思った人がいたとしても、正直に、マズイ、美味しくない、と言ったら、売ってる人がかわいそうと思うから、正直な感想など言わないものである。それが、お粗末な思考の一つ、である。私自身、ラーメンでも、カレーでも、スイカでも、メロンでも、要するに、この世の全ての食べ物は、農家から始まって、売れる美味しい食べ物になるようにと、必死に努力して作っているのだから、マズイ食べ物というものは、何一つ思いつかない。腹が減っている時には、私は、何を食べても、本心から、美味しい、というだろう。そして私自身、飲食店の人に、マズイとか、美味しくない、とか、言ったことは、人生で一度もない。大昔、一度、十分、煮えていない、生煮えの牛丼を食べて、マズイと思った経験はあるが、店の人に、「おい。これ。マズイよ」とは、もちろん言わず、心の中で、「まあ、店の人も忙しいから、千回に一回くらいは、失敗することもあるだろう」と思っただけである。
第二点.彼らは。「人通りのいい所に店を出せば、きっと売れる」と言ったが、この考え方も、お粗末すぎる。店は、どこかのビルの、空いている一室を借りることになるのだろうが、「人通りのいい所」なら、地価がバカ高いから、当然、ビルのテナント料も、バカ高くなり、バカ高いテナント料に達するほど、一日中、客が、ひっきりなしに来て、休む暇もなくケバブが売れなくては、テナント料さえ払えず、赤字経営で、やっていけない。彼らは、テナント料が、タダのような感覚である。
第三点。さらに、学園祭で、ケバブ店を出店して、よく売れて、自信をつけてしまったことが、二人の失敗の元なのである。学園祭は、お祭りであり、客は、食べたことのない、めずらしい食べ物を食べたがっている。そして、トルコのケバブと書いてあり、肉が回って、それをそいでいれば、トルコのケバブとは、一体、どんなものなのだろうと、少し値段がくても、興味本位で、客は食べてみたくなるものである。人間は、毎日、同じ、ありきたりな、日常の生活にあきあきしているから、未知なる物を求めるのである。だから、連休には、国外の見知らぬ土地に旅行にいくのである。しかし、学園祭のケバブにせよ、連休の海外旅行にせよ、それらは、あくまで興味本位、が動機なのである。旅行で行った未知の国を気に入ったからとって、本気で住もうとは、言語、文化、仕事、住居、他、などの様々な現実的理由から出来ないし、しないのである。ケバブも、それと同じであり、毎日、高い金を払ってでも、食べたいとは思わないのである。学園祭でケバブが売れるのは、珍しい異国の料理を食べてみたい、という興味本位が動機で売れているのである。その認識が、二人のトルコ人にはない。
ケバブは、お祭りの屋台で、食べる、わた飴、や、チョコバナナの類なのである。
そもそも出資者の社長たちを、私は賢いとは、全く思わない。事業なんて、軌道に乗るまでが大変なのであって、一度、軌道に乗ってしまえば、たいして頭は使わない。もちろん世の中の動向や同業者の動向には、目を光らせていなければならないが。大企業になって、管理職が多い所なら、そこがブレインとなるから、社長の中には、社長室で鼻クソをほじくっているだけの社長もいる。