小説家、反ワク医師、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、反ワク医師、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

オミクロンはただの風邪?  季節性インフルと比べても「タチの良い」ウイルス

2022-02-11 18:25:07 | 医学・病気
「オミクロンはただの風邪?  季節性インフルと比べても「タチの良い」ウイルス」

(まいどなニュース2/11(金) 15:20配信)

「オミクロン株が感染爆発していますが、感染者の増加率は下がっています。沖縄はすでにピークアウトに移行したようで、これは日本全土がピークアウトに向かう予兆だと考えられます。そもそもオミクロンを新型コロナに分類していいのか、第6波というけど、新型コロナとは異なるウイルスの第1波ではないのか、オミクロンは2類感染症から5類に格下げしていいのではないか。」

「市井ではさまざまな意見が入り乱れています。検査なしの「みなし陽性」などという仕組みは、患者さんだけではなく、私ども医者も困惑しています。油断は禁物ですが、私の経験では、ワクチンを2回接種した人にとって、オミクロンは「ただの風邪ウイルス」と言っても過言ではありません。この世の誰も抗体を持っていない、人類が初めて遭遇するウイルスですから、世界中で流行して感染者数が日々最多更新されるのは当然です。」

 「オミクロンに関しては、世界中から報告される数字を見る限り、重症化率も致死率も、季節性インフルエンザと比べても、かなり「タチの良い」ウイルスに思えます。先日ようやく濃厚接触者の待機期間が短縮されましたが、オミクロンに関しては第5類感染症に格下げしても私は良いと思います。次の変異株が強毒性だったらどうするんだ。その時はまた2類にあげればイイ、なんて政府が柔軟に考えてくれるとうれしいのですが、組織が大きくなるほど柔軟な対応は難しいでしょうね。」

◆松本 浩彦 芦屋市・松本クリニック院長。内科・外科をはじめ「ホーム・ドクター」家庭の総合医を実践している。同志社大学客員教授、日本臍帯プラセンタ学会会長。

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