今年の夏は参った。7月15日(金)に発熱してしまった。それ以前から体調が悪かったが。
膿性痰が出て、熱が38度まで上がった。咽喉が痛い。頭痛がする。寒気がする。コロナではないと自己診断した。水分を摂り、コンビニのパックの氷を頭に載せて、市販薬の解熱剤を飲んだ。
翌日の、16日(土)に、かかりつけの医者に行った。どうせ、ダメだろうと思っていたが。
予想通り、どうせダメだった。医院に行った時は、36度だが、受け付けで、7日以内に、37度の発熱があると、受診できません、と断られた。発熱外来の電話番号が書いてある紙を渡されて帰された。
僕としては、点滴して、ボルタレンが欲しかったのだが、こんな、簡単なことも出来ないのである。
16日(土)、17日(日)、18日(月)と三連休だった。
膿性痰が出る、ということは、咽喉に、ウイルスか細菌が感染してしまった、ということである。以前にも経験があるが、こういう時は、点滴をして、ボルタレンを飲んでいれば、1週間くらいで治るのだが。
しかし、16日(土)、17日(日)、18日(月)と休養をとっていたら、19日(火)には、かなり落ち着いた。このまま、良くなってくれるのでは、と思った。
普通の人なら問題ないのだが、僕は過敏性腸症候群の便秘がある。
水泳で便が出るので、水泳は僕にとっての命綱である。
1週間くらいして、痰が膿性から透明に、変わってくれた。
熱も下がった。
なので、恐る恐る、スポーツクラブに行って泳いでみた。
スポーツクラブには風呂とサウナがある。
僕は泳いだ後、風呂に入り、サウナに入り、その後、水風呂に入る。
こうすると自律神経が鍛えられるからである。
水泳は問題なかったが、水風呂に入ったのが、まずかった。
その日から、また、発熱が、ぶり返した。
発熱外来に電話をかけても、電話中で、全くつながらない。
点滴とボルタレンがあれば、まず治るのに、それが出来ないのである。
僕の体の中の、ウイルス(か細菌)と僕の免疫力との戦いである。
水泳も出来ない。
絶食で水分補給だけの毎日である。
水泳が出来ないので、便秘がどんどん悪化する。
便秘していると、腸脳相関によって免疫力が落ちてしまう。
自分の免疫力に頼るしかなかった。
ちょっと調子が良くなって、運動してみても、ウイルス(か細菌)は、よっぽど、僕の体が住み心地がよいらしく、また、もとに戻ってしまった。
アズレンでうがいし、トローチを飲み、寝ている毎日である。
「死」も覚悟した。
ともかく、咽喉からウイルス(か細菌)が去ってくれないと、どうしようもない。
しかし、ようやく長い療養によって、8月11日(木)には、膿性痰が透明になり、さらに、痰の出る量も少なくなってくれた。
なので、8月11日(木)には働いた。
僕は皮膚が弱いので、夏でも屋外プールでは泳ぎたいのだが、泳ぎにくい。
夏は50mの屋外プールで泳ぎたいのだが、背中が日焼けして、1週間くらい、皮膚のヒリヒリに悩まされるからである。
しかも今年は、猛暑の連続である。
しかし、8月14日(日)は、曇りだったので、50mプールで泳いでみた。
寒気や少しでも体の不調を感じたら、やめようと思った。
しかし、問題なかったので、午前中の3時間、泳いだ。
泳いでいる時は問題ないが、日焼けは、その後、ジワーとやってくる。
そのあと、スポーツクラブで、6時間、泳いだ。
一カ月くらい溜まっていた便が出てくれた。
痰も出なくなった。
何とか、元に戻ってくれた。
生きていられることは、それだけで有難い。