小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

スイングは鞭と同じ

2015-02-10 20:38:04 | 武道・スポーツ
テニスでも、野球でも、腰の回転で打つ。

しかし、両方とも、腰を開くな、と言われる。

この(一見、矛盾したように聞こえること、の)説明。

両方とも、腰から、ラケットの先、あるいは、バットのヘッドまでが、しなる鞭のように動かなくてはならないのである。というか、そういう運動にしなくては、ならないのである。

しなる鞭で、強い威力を目標物に与えるには、どうしたらいいか。

それは、まず先に鞭の柄の部分(腰)を、力一杯、ピュッと、回転させる。回転する度合いは、見た目には、少しでいいのである。そして、柄(腰)の回転を止める。すると、あとは、柄(腰)の回転力が、鞭(ラケットの先、バットのヘッド)に、伝わってくれて、腕に力を入れなくても、しなる鞭の原理で、ヘッドスピードが速くなるのである。

空手の後ろ回し蹴り、も、それと同じ原理である。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日英同盟 | トップ | 三週間ぶりに水泳 »

武道・スポーツ」カテゴリの最新記事