混沌なるおもちゃ箱

PCネタ時々家電、時折オカルトオーディオ批判?……最近は何でもあり。

コレだから地裁のおばちゃんは・・・(欝

2007-05-28 01:21:34 | 世相色々
オンラインストレージ上に著作権の存在するファイルを置く事は全て著作権法違反という、『権利の濫用って言葉を知っていますか?』という言葉をぶつけたい判決で御座います@Gigazine
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070526_music_storage_illegal/


 すごいですねぇ、本当に地裁って腐っているとしか言いようが御座いません(つーか、何かを履き違えた連中が多すぎる)
 何が凄いって、不特定多数ではなく、正規の利用者が自己の利便性のためにオンラインサービスを用いてコンテンツを利用する事を違法としているからです。

 ちなみに、訴えたのは・・・案の定というべきかカスラックで御座います。

 オチとして救い所は、所詮は地裁の一審判決に過ぎないと言うところでしょうか。
大体、この手の案件だと・・・地裁の突っ走りすぎる判決に対し、高裁・最高裁と『ちょっとマテや・・・』って掣肘を入れるのがいつもの流れなんですが。

 しかし、この場合・・・JASRACは、同一のコンテンツに対して複数の重複した請求を行っている事になるのですが、それは許される事なんでしょうか?
 一度決済が成され、利用契約が結ばれた事柄に対して更に同一人物に更なる支払いを求めるという行為ですから、商売を考えると非常におかしい事になります。
 ま、言い分としては『それは許諾した事柄に当たらない』という回答ではぐらかす事になるのでしょうけれども。

さて、直ぐに控訴と相成るでしょうが、今後ともチェックが欠かせませんね。

 無論、不特定多数だったら違法ですけどね・・・原則として本人しかアクセスできないならば、僕の判断では合法だと思います。
 地裁のおばちゃんが振り回している理論ってのは、情報はCDという固体そのものであり、それ以外での利用は一切認めないというモノですが・・・じゃあ、現実問題としてCD以外は認めないならば、シリコンオーディオから何から・・・現実の製品やらサービスやらを全て否定してしまいます。
 
JASRACの頭は古いんですが、その古さや体質ゆえに市場をぶち壊して自身の存在意義さえ破壊しようとしていませんかね?
 かつて、MIDI機器で遊ぶ事って、PCをいじくる上ではポピュラーな遊びだったんですが・・・MIDIに対するJASRACの攻撃で壊滅に瀕しましたからねぇ(汁
 著作権法は、権利を守るだけではなく広く利用を促す事で、新たな作品を作り出す事もまた使命としているわけで(あと、公共の文化向上もある・・・ま、同義だ)

 しかし、ほんとに・・・JASRACって、実はコンテンツ産業をぶっ壊すための組織なんじゃありませんか?
 ここのところの行動を見ると、集金組織として活動する以外に何もしていないとしか思えないんですが(内部は真っ暗でお手盛り状態だし)


PS.
 そうそう、JASRACの中身について、会計内容がひっじょーに不明朗ですから、貸借対照表や支払い履歴などについて完全なる公開をしていただかないといけません。
 何故って、こうして公的機関的に振舞うならば、その内容についても精査された上で、不正や不明朗な部分が有れば広く監査を受けるのは当然ですからね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする