お手てはぬくいです(笑)

手が冷たい人は心が温かい・・一度はきいたことないですか?
私の手は、年中ホカホカです。

大蒜を食べよとおおせか

2007年04月02日 12時32分43秒 | 河童闘魂宝物
場違いな大学に河童が合格したせいで、酷い目にあってきた。
いや別に入学式なんて行かなくても良いが、仕事をさぼりたかったので。

まず大学構内を歩いていると、出入りを禁止している廊下にでくわした。

「あそこに学長室がありますので、ここの廊下は通れません。
外をおまわり下さい。」

・・・そりゃかまへんけどやぁ
それなら学長室は、ヒトがめったに通らんような奥に作りぃ。

そして、一時間半も決められたイスに座って
開式まで待てという。

ま、それも我慢しよ。

するとそこにロッテンマイヤーさん登場。
ご存知だろうか。
アルプスの少女ハイジをいじめぬくロツテンマイヤーさん。

私達は、これから四年間もここに学費を落とす
ありがたい保護者の皆さんだ。
ニコニコされても罰は当たらんのに、その女性は私達をにらみつけながら
通路をあるく。
まるで監視されているようだ。

やがて彼女はいったん引っ込み、ひとりの女子学生を連れてきた。
どうやら会場の歩き方を指導しているらしい。
第一番目の入場者なのかもしれない。

普通、ヒトに歩き方を教える時は、前を歩いて見せ、
指で示してたりして教えるものだ。
だがロッテンマイヤーさんは違う。
隣にぴたっとひっつき、彼女の腕を掴み
身体をふりまわしている。

あきらかに痛そうだ。
侮辱されている感じがする。

定刻どおりに入学式ははじまったが
なおも驚くことは続く。
生徒の皆さんの胸に、木の枝が逆さづりにされているのだ。

「の、のろいか?」

その異常な空間に、私はだんだん息苦しくなっていた。
顔をあげていると、めまいがしそうだ。

うつむいていると、断続的な靴音にきづく。

イスに座っているにもかかわらず、学生がバタバタ倒れているのだ。

ふたりほど、大勢に抱えられて運び出されているが
何事もなかったかのように、式は続く。


おそろしい。


そして私は気づいたのだ。
私のめまいの原因に。
それは隣のご婦人のにんにく臭だったのだ。


最初は反対側からきこえてくる、中国語のお喋りかと思っていたが
違った。

となりの賛美歌を歌える、カバンの中に「民族史」などをいれている
白髪まじりのご婦人の身体から、にんにく臭が発せられているのだ。


そしたら何かい、基督教はヒトがたくさん集まる所には
にんにくを食べていけと教えるんかい。



ちっきしょ~!!倒れそうだよぉ(涙)



なので思いっきり疲れて帰宅した今晩は
にんにくたっぷりのトリの足をご飯に食べた。


目には目を
大蒜には大蒜を


(だからそれはハンムラビ法典かと・・)