そうな。
ただし、以前住んでいた住宅地のことね。
以前から虐待疑惑のあったお家に警察官がやってきた。
ある朝、子供の悲鳴がきこえ
「助けて~~~」とつづく。
なんか気持ち悪いな~遊んでいるのか?
と思っていたら、パトカーがかけつけてきたんだと。
きっとどこかのお宅が通報したんだねと
元近所の友人がいっていた。
そこん家はお母さんによる虐待が疑われていたが
お父さんがリストラされて、主夫になってから
主権が母親から父親に移行したらしく
今回は父親が取り調べに応じていた。
香川では滅多にきくことのない関東なまりが
警察官の尋問にこたえていたそうだ。
で、この話は一番最初にきいたのが
犬フンママから。
ず~っと避けていたのに、偶然スーパーで
今まさにじゃがいもを取ろうとした時、同じくじゃがいもに手を伸ばしていた彼女と
目と目があってしまった。
もう逃げようがない!
仕方がないので、「ヨッ!」と手をあげ
すばやくじゃがいもをつかみ、背中を向けると
「アンタんとこ、灯油もれてたでぇ~」と彼女から苦情を言われた。
「そう、それはごめんなさいねぇ。
灯油は使いきってから、出ていったと思ってたのに
ごめんなさいねぇ~。」
っうかさ、お前は犬のフンは始末したのかよ。
灯油は二日ぐらいで臭いが消えるが
お前んとこのフンは何年臭ってるんだよ。
彼女は警察がきたことを誰かに喋りたくて
たまらなかったのだ。
誰もが彼女の姿を見ると隠れるので
今まで誰にもいえなかったようだ。
だって顔を合せば「金、貸して」では、人が遠ざかるのもムリはない。
とにかく彼女はよく喋った。
じゃがいも売り場の前で、えんえん喋った。
自分のことは棚にあげ、隣の悪口をたんと喋った。
じきに彼女のところにも、役場の職員がくることだろう。
やがてテレビ中継が入り、迷惑オバサンとして全国区の人気者になることだろう。
お前、そこのお前。
お前は自分の頭の上のハエを追え。
ただし、以前住んでいた住宅地のことね。
以前から虐待疑惑のあったお家に警察官がやってきた。
ある朝、子供の悲鳴がきこえ
「助けて~~~」とつづく。
なんか気持ち悪いな~遊んでいるのか?
と思っていたら、パトカーがかけつけてきたんだと。
きっとどこかのお宅が通報したんだねと
元近所の友人がいっていた。
そこん家はお母さんによる虐待が疑われていたが
お父さんがリストラされて、主夫になってから
主権が母親から父親に移行したらしく
今回は父親が取り調べに応じていた。
香川では滅多にきくことのない関東なまりが
警察官の尋問にこたえていたそうだ。
で、この話は一番最初にきいたのが
犬フンママから。
ず~っと避けていたのに、偶然スーパーで
今まさにじゃがいもを取ろうとした時、同じくじゃがいもに手を伸ばしていた彼女と
目と目があってしまった。
もう逃げようがない!
仕方がないので、「ヨッ!」と手をあげ
すばやくじゃがいもをつかみ、背中を向けると
「アンタんとこ、灯油もれてたでぇ~」と彼女から苦情を言われた。
「そう、それはごめんなさいねぇ。
灯油は使いきってから、出ていったと思ってたのに
ごめんなさいねぇ~。」
っうかさ、お前は犬のフンは始末したのかよ。
灯油は二日ぐらいで臭いが消えるが
お前んとこのフンは何年臭ってるんだよ。
彼女は警察がきたことを誰かに喋りたくて
たまらなかったのだ。
誰もが彼女の姿を見ると隠れるので
今まで誰にもいえなかったようだ。
だって顔を合せば「金、貸して」では、人が遠ざかるのもムリはない。
とにかく彼女はよく喋った。
じゃがいも売り場の前で、えんえん喋った。
自分のことは棚にあげ、隣の悪口をたんと喋った。
じきに彼女のところにも、役場の職員がくることだろう。
やがてテレビ中継が入り、迷惑オバサンとして全国区の人気者になることだろう。
お前、そこのお前。
お前は自分の頭の上のハエを追え。