さよなら、しんちゃん

ちなみにクレヨンしんちゃんはきらいね。
お尻をだせばうけると思ってるなんて、
レベルが低くて、やってらんないわ。

宝物は１歳１０ケ月から団体生活をしている。
その頃、しんちゃんという同級生がいた。

パパは元ホストのサーファーで、ママは化粧品の美容部員さん。
しんちゃんは幼児だというのに、整った顔をしていた。
血筋ですな。

ま、はっきりいって、うちの宝物の次にモテてたわ（笑）

ある時、宝物が脚にたくさんの歯形をつけて帰ってきた。
しんちゃんが噛んだんだという。

もちろんどなりこんださ。
でてきたばあさんに事情を説明すると

『そうなんやがな。この子、噛むんでぇ。どうしたらエエやろな』と
相談された。

宝物も私を噛む事があったが、私はすぐに噛み返していた。
噛まれると痛い事を、教えたかったからだ。
これが一番、効果があると思う。

育児書には書いてないと思うけど（笑）

その後しんちゃんは、予想通りの男前に成長した。
女にへらへらしない所が、またいい。

魔性の女Ｙちゃんも、宝物からしんちゃんに乗り換えた。

本人が希望するしないにかかわらず、モテモテで
楽しい人生を送るのだろうと、誰もが思っていた。

ところがあなた・・・

中学にはいり、不良のお姉さんと付き合うようになったしんちゃんは
みるみる不良化していった。

授業にはでない、廊下で暴れる、先生には反抗する。
やがては、家にも帰らなくなった。

そしてこの夏、しんちゃんは問題を起こした。

しばらくの間、彼には会えないだろう。


小学生の時には、うちにも遊びにきて
普通にゲーム少年だったしんちゃん。
可愛くって素直だったしんちゃん。


バイバイ、また今度ね。