お手てはぬくいです(笑)

手が冷たい人は心が温かい・・一度はきいたことないですか?
私の手は、年中ホカホカです。

誤算

2012年06月09日 12時33分07秒 | 近況
四十九日も無事終ったワケだが。

自身の親の時との圧倒的な違いは、一人でやらなければいけない事の多さだった。

自分の時は、妹と分担できた。
「ここは私がしたから、次はあなたね」
そういうのが、一切ない。

あれほど頻繁にかえってきていた羲姉なのに、親戚一同にお茶ひとつ入れない。

お客さん然として、で~んと坐っている。

マワリメ(初七日~四十九日まで、一週間に一度お経をあげる集まり)さえも
羲姉は来ない事もあった。

アンタの親なんだけど


しかし、我慢できた。

だってこれで最後だもん。
旦那の両親も私の両親も、全部いなくなった。

こんな集まりはこれで最後。

旦那もやがて死ぬだろうって?

そうね。
でも私の方が先だと、みんな思ってっし。
もしか旦那が先に死んでも、だれも呼ばねぇし。

という事で、自分に「最後だから・・」って言い聞かせながら、
四十九日がきた。

お坊さんを待って坐っていると、姑の妹がきた。

彼女はまもなく80歳になるが、60代に見える美しさだ。
かつては飲み屋さんもやっていた。上品なご婦人だ。
若い時に大阪で結婚し、子どももできたが
離婚して香川にかえってきたそうだ。
旦那にとってはイトコにあたるその子どもとは
絶縁状態のようだ。

「あの戒名やけど・・・なんぼしたん?」

戒名の話だった。
戒名も位や相場があるらしいね。

それからその叔母は、自分の時の戒名の話をはじめた。

お坊さんがきたので、途中で話をやめたが、私はぞっとした。


も、もしかして?!
あの人の葬式も、ウチが出すの???
やたらと納骨の話をしていたが、まさかウチの墓に入る気なの????



ガ~ン!!


最後じゃないの?もしかして。


えぇぇ~~!!!!


やっぱ離婚だな。離婚しかねぇよ。