二年前の7月に面接にきた34歳お歯黒さんが、今日突然やってきた。
相変わらずのいきなりで、玄関先で社長を捕まえ、彼女は叫んだ。
「私、どうしてもこの会社で働きたいんです!!」
知らんがな。
一所懸命に不採用の手紙を書いた私の努力を無にしよって。
社長が
「お客さんで忙しいから、帰って」
と断って事務所に帰ってきた。
しばらくして窓から彼女がいないのを確認してから、私はいつもの早退をしようとした。
が、玄関のドアに隠れて、彼女は待っていた。
「社長さん、忙しいゆうてたけど、ホンマにお客さんなんですか?」
「私はなんで採用されなかったんですか?」
と、かなりしつこく質問された。
相変わらずの自転車で、ジーパンにトレーナーにサンダルで。
うちみたいな小さい会社のパートの面接でも、最近は皆さんスーツでおいでになる。
彼女の自転車通勤できる距離には、うちの会社しかないんのだろう。
いや彼女は何を着て来ようと、自動車免許を取得しようと、採用されない。
相手の都合を考えない、話の通じない相手を雇わなくてもいいんでない?
また来られては困るので、逃げ回る社長に代わって私はこたえた。
「不採用は社長が決めたことなので私はわかりませんが、何度来られてもダメだと思うので、どうぞおひきとり下さい。」
あ〜またひとり、敵を作ったワケですが‥‥
またパンクさせられるのかなー。
怖すぎてオラ、ゾクゾクすっぞ!
(できたら野沢雅子さんのモノマネをするアイデンティティ風でどうぞ)
ワクワクだろ
相変わらずのいきなりで、玄関先で社長を捕まえ、彼女は叫んだ。
「私、どうしてもこの会社で働きたいんです!!」
知らんがな。
一所懸命に不採用の手紙を書いた私の努力を無にしよって。
社長が
「お客さんで忙しいから、帰って」
と断って事務所に帰ってきた。
しばらくして窓から彼女がいないのを確認してから、私はいつもの早退をしようとした。
が、玄関のドアに隠れて、彼女は待っていた。
「社長さん、忙しいゆうてたけど、ホンマにお客さんなんですか?」
「私はなんで採用されなかったんですか?」
と、かなりしつこく質問された。
相変わらずの自転車で、ジーパンにトレーナーにサンダルで。
うちみたいな小さい会社のパートの面接でも、最近は皆さんスーツでおいでになる。
彼女の自転車通勤できる距離には、うちの会社しかないんのだろう。
いや彼女は何を着て来ようと、自動車免許を取得しようと、採用されない。
相手の都合を考えない、話の通じない相手を雇わなくてもいいんでない?
また来られては困るので、逃げ回る社長に代わって私はこたえた。
「不採用は社長が決めたことなので私はわかりませんが、何度来られてもダメだと思うので、どうぞおひきとり下さい。」
あ〜またひとり、敵を作ったワケですが‥‥
またパンクさせられるのかなー。
怖すぎてオラ、ゾクゾクすっぞ!
(できたら野沢雅子さんのモノマネをするアイデンティティ風でどうぞ)
ワクワクだろ