防災対策に万全期す=野田首相(時事通信) - goo ニュース
今日は防災の日、1923年9月1日に発生した関東地震により甚大な被害(関東大震災)となったことから、9月1日を防災の日と定めた。
防災は人の命を救うこと、経済被害を抑制する防災ではない。特に企業の防災対策はそこで働く人の命、顧客の命を守ること。
企業の防災向上には経営者の防災意識・知識と防災担当者の意識・知識が不可欠だ。
今日は、各企業が休日であり、防災訓練を実施した企業はどれだけいるだろうか。また、その訓練の中身が「○○地震が発生しました。すぐ安否の確認を!」の連絡が入った企業は要注意!その防災担当者の知識ではその企業は救われない。地震が発生してすぐ地震名が決まるわけではないのに、「○○地震が発生しました!」は本番の時にはわからない。
同様に、津波対策をしている企業が少ない。東京都千代田区、中央区、港区のみならず、新宿区、渋谷区でも津波の被害が歴史上ある。地名に隠された川や谷が数多い地域では、津波は来ないとは言い切れない。防災担当者がどこまで知識を持っているか?人の命を救うことは容易ではない。