日本周辺のプレートにより引き起こされる海溝型地震をみるとある特徴がうかがえる。マグニチュード6クラス以下の地震は頻繁に発生しているが、M7クラス以上の巨大地震の発生頻度は低いという事実だ。
海溝型地震は周期性があるといわれ、南海トラフ沿いの東海・東南海・南海地震は平均86年~90年の間で繰り返し発生している。
前回の南海トラフ沿い地震は1944年東南海地震(M7.9)だったが、すでに65年が経過し、次の南海トラフ沿い地震に警戒する時期に突入した。
<地震調査研究推進本部 日本の地震活動 「日本列島とその周辺のM7以上の地震(1885年~1995年、深さ100km以浅)
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