気象庁が公表した4月の地震活動資料によると、東日本大震災となった2011年東北地方太平洋沖地震の余震活動が依然として続いており、さらに国土地理院の観測によると東北地方から関東、中部地方の広い範囲で東へ引っ張られる地殻変動が継続されているとのことだ。
4月は日本各地で震度5弱以上の地震が頻発し、淡路島付近の近畿直下地震では阪神・淡路大震災の野島断層以外の未知の断層が動いた可能性がある。富士山の噴火が最近注目されているが、火山活動として依然として桜島の動向が注目される。さらに気にかかるのが東北地方に位置する蔵王山で火山性地震動が観測されたとの情報だ。
M8級、M9級の超巨大地震後に必ずといっていいほど火山の噴火が発生していることから、富士山、三宅島、蔵王山などの日本の山の噴火に注意する必要がある。
東日本大震災から昨日で2年2カ月が経過した。次にくる災害に備え不断からの準備を怠りなく。
<出所:気象庁発表資料より>