あらためて今回の地震で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
今回の地震規模、被害状況は最大マグニチュード6級、また倒壊家屋が数件見られます。気象庁では災害が顕著な地震に地震名称を命名していますが、目安である陸域震源のマグニチュード7以上でなく、現時点で倒壊家屋も100棟程度以上を超えていないため、能登半島地震等の地震名称は現在までのところ命名されていません。
気象庁による地震名称基準は2004年に定められ、2018年に現在の基準に改訂されています。2018年以降に人的被害が追加され「相当の人的被害」が加わりました。
なお、気象庁が発表した資料によると、2007年3月25日に発生した能登半島沖を震源とするマグニチュード6.9の地震の際には、気象庁金沢地方気象台等の地震機動観測班9名による現地調査が行われ、地震発生の翌日26日には気象庁は「平成19年(2007年)能登半島地震」と命名しました。
さらなる大きな地震発生や被害拡大にならない事を願いつつ、一刻も早く普段の生活に戻れる事をお祈りいたします。