今日は、旧来よりお世話いただいています、大阪大学のI先生のもとへ共同研究の打ち合わせ?に出張でした。自宅からはJR草津線経由で行きますと非常に便利です。でも、早くつきすぎて午後一番のお約束までの時間つぶしを茨木の駅前で苦労しました。
ここ1年は間違いなく万博会場そばのキャンパスに来てないはずで、秋枯れが始まった敷地がしっとりと落ち着いて(実際、滋賀県を走行中は雨模様でした)妙になつかしい気がしました。大学本部前のバス停留所でも時間つぶしにベンチで腰掛けていましたが、乾燥して風も無く柔らかい日差しの中で、ただベンチの屋根から落ちてくる雨の名残が冬の雪解けのようで更に変なちょっといい気持ちになってしまいました。
先生、および助手のTさんとの打ち合わせは肝心の超音波接合界面の話は少し上の空でした。それは、気がかりなSUS304のσ相中のボイドの話をしたくて仕方が無かった姓でしょう・・・・今後の課題です。それであっという間に仕事を終えて一路帰宅へと急いでしまったのですが、出張の記念(証拠)に、透過電子顕微鏡=TEM 用薄膜資料作成装置(FIB)をパチリ。これで、失敗無く試料作成が可能となったようですが、試料の出来は旧来の電解法が優れているそうです。ま、12月になれば嫌なほど格闘するでしょう。仕事をしないのになれた日々ですが、I先生の前ですから少し緊張しました。また、カーケンダル効果もやり直そうかとファイトしました。先日の高岡市とか久しぶりに出張が重なった週でした。自分に、ご苦労さん。
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