『インスペクターが優秀だから裁判に有利な訳ではない!』
最近、社会問題となってしまった、インスペクター(実はただの建築士)が、関与した
裁判で敗訴して、施主側が多大な金銭的損失を負う事件が、多発しています。
本来ならば、欠陥建築の証拠を、インスペクターが証拠として、裁判の場で提示する訳
ですから、普通は、施主側が圧倒的に有利になりそうなものですが、実際にはそうはな
らないのは、一体、どうしてでしょうか???
私どもの所には、「インスペクターが関与した裁判」で敗訴した施主さん達から、様々
な「裏事情」がもたらされています。
それらを、総合して分析すると、「裁判に勝てない事が濃厚」な場合でも、インスペク
ター(実はただの建築士)が、「この裁判は、私が調査すれば、絶対勝てる!」と、言
って、裁判にする必要もないのに、裁判にしてしまっている場合が多い事実が、明らか
になってきました。
そのようなケースの中には、弁護士が「この事件は、裁判にしない方が良い!」と、言
っているのに、インスペクターが弁護士に「君は建築の素人だから、黙っていろ!」と
言って、半ば強引に、裁判にしてしまった事例までありました。
…欠陥建築事件において、この様なやり方は「最悪」なものです!
私たち、「欠陥建築バスターズ」では、できる限り裁判を避ける方法で、事件を解決す
る事に徹しています。
結局は、「裁判をしない事」が、事件の解決を早くします!
インスペクターとしては、裁判を起こして、その調査費用や、鑑定書作成料、それに、
法廷での証言に伴う日当その他のお礼金を、もらいたくて、必死に裁判をする方向で、
調整したがる様です。
私にも、本を出版しないかとの話もあるのですが、「金儲け主義のインスペクター」に
間違われる事を恐れて、考えている最中です。