欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

『ああ、勘違いな建物調査!』

2013年07月20日 08時50分28秒 | 建築家(建築士)に用心



『欠陥で無いモノまで欠陥だと騒ぐインスペクターが居る!』


これから、書かせて頂く事は、先日、実際に起こった実話です。


ある施主さんから、「ある人」に「建物調査」をしてもらったが、その人が、

信頼出来ないので、もう一度、調査して下さい。と、依頼を受けました。




…私が、現場に行って見ると、無惨にも、壁のあちこちが切り取られています。

その、施主さんが「信用出来ない」と言われた、インスペクターの仕業です!




その施主さんは、インスペクターから「壁の内部が濡れている!」「欠陥だ!」

と、言われたそうです。




確かに、材木は濡れている様に見えましたが…

手で触ってみると、サラサラに乾いているんです!



「これ、雨漏りではないですよ。濡れてません!」

「この、少し赤みがかった部分は、材木の中心に近い材木だからです。」



…そう、私が、申し上げると、施主さんは、安心すると同時に、怒って

居られました。




だって、切断する必要がないのに、壁を切り刻まれた訳ですから!




間違っても、「欠陥建築バスターズ」ならこんな検査はしません。

「非破壊検査」出来るだけの「ハイテク機材」を、持っているからです。




インスペクター(実はただの建築士)の実力なんて、この程度です!

実に、迷惑な事です。



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