欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

アルカリ骨材反応(コンクリートのガン)

2013年08月27日 07時39分05秒 | 建物調査



『コンクリートには未知の部分が多い!』



よく、一般の方が、基礎部分にヒビが入っていると、「欠陥だ!」と、思います。


しかし、欠陥が無くても、「コンクリートは劣化してボロボロになります!」




その一つが、「アルカリ骨材反応」と、言うものです!

これは、コンクリートのアルカリ成分が、骨材(砂利、砂)と反応して、異常膨張

して、ヒビが入るものです。



我々は、「コンクリートのガン」と、呼んでいます!



はっきり言って、こう言う現象が起きると、打つ手が無いのが現状です。

その部分を、壊して、造り直すしか方法がないのです!




この様に、「形あるものは、必ず崩れる運命」なのです。

何でもかんでも、職人や建設会社の責任にして、「欠陥だ!」と、騒ぐのは

間違っています。



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