欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

動物は『家の欠陥サイン』!

2013年08月17日 09時10分49秒 | 建築のうんちく



『クモ、アリ、羽蟻、ヤモリを見たら、家の欠陥を疑え!』



皆さんの家は、妙にアリが家の中を、歩き回ったり、クモが多くありませんか?

『これ、家に何らかの欠陥があるサインです!』



また、羽蟻やヤモリが出たら、

『かなり、家のダメージが大きい欠陥がある可能性が、大きいです!』



どうして、家の中や、家の近辺で、これらの動物を見ると、「欠陥」があると、

言えるのでしょうか?



クモやアリは、自分たちより小さい「小動物やその死骸」を食べます。

「屋根裏」「壁体内部」「床下」が、雨漏り等で、ジメジメしていると、大量の

「ダニ」が発生します。



その「ダニ」を食べる為に、小さな昆虫が集まりだします!



だから、見えない所で、「雨漏り」していると、クモやアリが増えるんです。





また、「羽蟻」が居る時は、ほぼ確実に、「シロアリ」の被害に遭っています。

「シロアリ」は、乾燥した材木は、ほとんど食べません。(種類によりけり。)


「シロアリ」が居ると言う事は、雨漏り等で、材木が濡れていて、腐った材木に、

「シロアリ」が巣を作って居ると、言う事です。




…ヤモリが家の内外で、多く見かけられるのは、それらの、「昆虫」や「動物」を

エサにしているからです。




実際に、ある家の調査をしている時に、床下に何匹もの「ヤモリ」が居て、驚か

された事が、ありました。



…昔から「ヤモリ」は「家守」(やもり)と言って、「家を守ってくれる動物」だと

考えられて来ました。

もしかすると、「家守」さんは、「早く、修理しないと家が大変な事になるよ!」と、

注意してくれているのかもしれません。



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