欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

池上彰さん風に『コンクリートの謎解説』No.3

2013年10月23日 08時45分30秒 | 建築のうんちく



『コンクリートは良く水を通す物質です。』



よく、地下室が、水浸しになった様な話は、頻繁に耳にします。

その理由は、「コンクリート」が水を良く通す物質なので、地下水が、

室内側に「コンクリート」を通して、室内に侵入する為です。



普通は、その様になると、一大事なので、「地下水が染みない処置」を

したり、溜まった水を、ポンプで汲み上げる方法を取ります。



「コンクリート」は、見た目は「硬い」ですし、「水なんて通さない」様に

思ってしまいます。


意外にも、「建築士」が、この事を知らない事も、あるんです!



実際に、ある家の地下室が、地下水の浸入で「水浸し」になった時に、

「ある建築士」は、何が起こったか、理解出来なかったと言います。



地下室のある家は、容積率も有利ですし、狭い敷地を有効に使えて

最高ですね。



…でも、「地下水位」を考えないと、後で、困った事になるんです。



こんな、失敗は多いんですよ!



皆さんが、家を建てる時は、設計する「建築士」が、「コンクリート」は

水を通す事を、知って居るかどうか、チェックした方が、良いですね!



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