欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

『地盤改良が完璧な物件は、まず無い事実!!』…杭の話!!

2015年05月12日 09時25分30秒 | デザイナーズ住宅の欠陥




『最近は、皆さん、よく勉強しているが、本当は、何も分かっていない!!』



建物は、基礎を作る前に、『杭を入れます!』

しかし、この様に、一般住宅でも杭を入れるのは、比較的最近の事なのです!



昔は、『ベタ基礎』ではなく、『布基礎』でした。

それでも、ほとんどの場合、『不等沈下』は起きなかったのです。



更に、今では、重機やランマーで、十分に土を固めますが、昔は、『タコ突き』

と呼ばれる道具で、『人力』だけで土木工事をしたのです。



…それに比べると、現代は、『かなり丁寧に家を建てます!』



でも、昔に比べて逆に欠陥が増えています!

『職人が正しい知識を持たないからです!』



実際に、『ただ、やりました!』…と言う感じの仕事が多いのです。

『形だけの土木工事』

『形だけの杭工事』

…が、非常に多い訳です。



その点、『大手の住宅メーカー』なら、こう言う事は、ほとんどありません!

よく、『頭のおかしい欠陥建築クレイマー』が、『大手住宅メーカーの悪口』

を、根拠無く騒いでいますが、あんなの全部ウソです!



皆さんの中には、ネットを利用して、建築を大変良く勉強されて居られる方が、

沢山居られますが、『それは、表面的な知識に過ぎません!』



我々の様に、実際に土や材木と格闘して、

肌に染み付いた感覚こそが重要です!



『人は頭で考えるから失敗します!』

一度、『物置』でも良いですから、御自身で建ててみてください。



『コンピューターでは、わからない大事な事が、わかるでしょう!』


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