欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

『欠陥住宅』で『裁判』してはいけない!

2013年04月08日 09時44分50秒 | 欠陥建築(欠陥住宅)レポート



『インスペクターや弁護士の口車にのってはいけない!』



最近、自分の家に何らかの「欠陥」があって、「インスペクター」(建物調査員)や

「弁護士」に相談するケースが増えている様です。


…そうすると、決まって彼らはこの様に答えます…


「これは、裁判で損害賠償を100%取れるケースです。」

「裁判しなければ、あなたは泣き寝入りです。」

「裁判官は、法律違反を見逃さないから大丈夫です!」


…こんな事を言われたら、誰だって「裁判」に踏み切るはずです!



でも、現実は非常に厳しいのです!

多くの場合が、裁判で負けているのです。


結局、誰が損をしたかと言うと、被害者が一方的に損害を被っている訳です。



多くの場合、「裁判で勝てたらお金を払う」のではなくて、最初に必要経費や報酬を

払わせられ、「裁判に負けてもお金を返してもらえない」のです。


…しかも、その金額も数十万円ではなく、数百万円とか、それを上回る大金なのです!



結局、被害者は「建設業者」から被害を受けた上に、「インスペクター」や「弁護士」

にも多額の金銭を、巻き上げられる結果になるのです。


残念ながら、こんなおかしな行為を取り締まる事はできないんです!


これらは、民法上の「契約行為」であるからです!



…絶対に勝てる「裁判」なんてありません。正しい方が負ける事だってあります。

「欠陥住宅裁判」をして得をするのは、インスペクターの建築士や弁護士だけです。



絶対に、彼らのうまい口車にのってはいけません!

後で後悔しないように、ご注意ください。



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『インスペクター』にご用心!『裁判』で勝てない!

2013年04月06日 18時00分13秒 | 欠陥建築(欠陥住宅)レポート




『インスペクター』(建物調査)に大いなる疑問!




最近、私どものHPが有名になり、多くの方に見て頂いております。

それに伴い、様々なご相談も数多く寄せられ、てんてこ舞いの毎日で御座います。

これは、本当に嬉しい事で御座います。


…その様な状況でしたので、しばらく、このブログの執筆より遠ざかっておりましたが、

久々に、皆様に重要な情報を、お届けしたく存じます。



さて、本日は、皆様からご相談頂く案件の中で、最近、非常に多い苦情に関して、書か

せて頂きます。


…それは、「インスペクター」に関する苦情があまりに多い事です!


「インスペクター」なるものを、ご存知ない方も居られると思いますので、簡単に御説明

しておきますと、建築物が安全かどうか、また、法令に適合しているかを検査する技術者

を言います。


日本では、「インスペクター」なる資格を法制化していませんので、一般的には建築士が

行っています。


…そこまでは、大変結構な事なのですが…


最近は、「建築士」に全く仕事がないので、「建築士」として設計に従事するよりも、

「インスペクター」を名乗り、欠陥建築を見つけては、「弁護士」とつるんで「被害者」

から裁判費用をふんだくる「悪辣なヤカラ」が、急増して来ている事が、社会問題化して

来ています。


「仕事のない建築士」と「仕事のない弁護士」が、タッグを組んで、弱い消費者を護る

「正義の味方」になれば良いのですが、現実は、「被害者」から調査費用や裁判費用、

それに建築士と弁護士の「高額な報酬」を取っているのが、現状です。



…被害者が裁判するかどうか迷っていると、「これは絶対勝てるから裁判しなさい!」

と嗾けて、裁判の前に、数百万円から一千万円を超える現金を受け取り、裁判に敗訴

しても、「あれは裁判官がおかしい!」と言って、受け取った金は返さないと言う、

被害報告が実に多いのです!


私が、調査した結果では、裁判に勝った報告は、あまりなく、圧倒的に負けた裁判が

多い様です。


いったい、この国の「正義」はどこに言ってしまったのでしょうか?

日本国民が美徳とした、「弱わきを助け、強きをくじく」精神はどこに吹っ飛んだの

でしょうか!



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欠陥住宅(欠陥建築)…『弁護士は建築の素人なのに!』

2013年04月03日 10時15分36秒 | 弁護士に用心



『建築問題専門の弁護士だって、建築の素人』



建築と言うのは、実に奥の深い「学問」です。

たとえ、「建築士」と言えども、全てを理解するには至りません。


意匠いわゆるデザインから、建築材料に関わる化学反応や構造力学と言った「工学」

に至まで熟知するには、長い時間を要します!




「弁護士」は確かにエリートです!

しかし、「建築」には素人です!


そんな「弁護士」に「裁判」を任せる事が、はたして得策なのでしょうか?

「超高額」な「弁護士報酬」を支払ってまで、「裁判」をやるべきでしょうか?


…おそらく、「欠陥住宅被害者」は、できれば「裁判」をしたくないはずです。

それを「裁判をしないと、損害は取り返せない!」と言って「被害者」を嗾ける

のは、「弁護士報酬」が欲しくてたまらない「弁護士」ではないでしょうか!




…皆さんは、「弁護士」なんて使った事のない方がほとんどだと思います。

私の場合は、頻繁に「仕事関係」で「弁護士」を使います。


その中で、正直言って、まともな弁護士は1人位しか知りません!


私の預けたお金を「横領」した弁護士もいましたし、「着手金」だけ取って

後はなにもしないヤカラも居ました。


「私は、彼らに不信感しかもっていません!」


「何度、弁護士どもを電話で怒鳴りつけた事でしょうか!」



…「高いお金を弁護士に支払って裁判をやっても、思ったほどの効果はない!」

それが、現実です…




「被害者」の方には、少し冷静に頭を冷やしてから、今後の事を考えて頂きたい

と、思います。

「欠陥住宅」を建てた業者や建築家が、「憎くて」「腹がたって」、正常な判断

ができない間は、動かない事です。



「裁判」なんてしない解決方法だってあるんです!

むしろ、「裁判」を起こしたら、業者側も、徹底的に争ってきます。


…でも、この争い事の中で、確実に得をする者が居ます!

「それは、弁護士です!」



『それでも、まだ、あなたは「弁護士」を儲けさせますか?』



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大手住宅メーカーの家には欠陥が少ない事実…

2013年04月02日 10時10分09秒 | 調査日誌




『欠陥の多い順位、一位アトリエ系、二位大工、三位大手住宅メーカー』



ネットで「欠陥建築」とか「欠陥住宅」で検索すると、大手住宅メーカーの欠陥事例

が出てきます。


しかし、私自身、大手住宅メーカーの住宅も、数多く調査しましたが、ほとんど欠陥

と言えるものは、見つけられない事がほとんどです。


そのくらい、よく考えられて、完璧に設計されています。


ある住宅メーカーの家等は、数ミリの小さなボルトですら、定められた力でしめ、

その後、ボルトが緩んでいないか確認できるように、ペイントで印がつけてありまし

た。

それに対し、アトリエ系設計事務所の設計した家では、雨漏りや壁面配置の著しい

偏り、動線の不具合、様々な施工不良を見つけるのが容易です。


また、施主が、欠陥を発見し、それを指摘した場合、大手住宅メーカーは即座に

対応して問題箇所を修繕しますが、アトリエ系設計事務所の場合は、施主との間で

争い事に発展するケースが多いです。


もし、個人経営の設計事務所、特にアトリエ系設計事務所が生き残ってゆく為には、

大手には出来ないきめの細かいサービスを、心がける必要があるように思います。



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