ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

台風5号

2017年08月07日 19時53分26秒 | 自然

本日は台風5号が家の近所を通った。
まあdoiron生息域の
この辺りは普段から台風など
自然災害にはあまり影響のない地域なのだが、
さすがに台風が近所を通っているときは
雨の勢いがそれなりにつよかったなあ。

まあ、きょうは普段から
あくせくしていないのだが、
いっそうアトリエでのんびりと
絵をかいたりしながら
しっとりと暮らしていたよ。

この台風5号は、移動速度が
20km/hとゆっくり進んでいると、
ニュースなんかでは流れている。

そうやね、doironが現役の
トライアスリートだったころは
レースではだいたい平均30km/hで
走っていたけど、



練習では、休憩を入れて平均速度を
計算したらちょうど20km/hくらいで
走っていたなあ。

まあ、ということは朝、
室戸岬の向こうにいたのが
夕方にはもう近くを通るという
速さで走っていたことになるんやね。

そう考えたら、自転車というのも
結構なスピードで走っているもんだねと
台風移動速度と自分の自転車練習の
思い出を重ねて思ってしまうね。

ふむ~わしのバイクは台風並みだったのか。

台風がこのままこのスピードで
進んでくれたら、バイク練習の
いい指標になったやろうねえ。

風も強く、世間はあれているが、
今日はあいにく仕事の友達も
早く帰れるそうだし、
嬉しうれしの仕事休みの
友達ものんびりしたといっております。

doironもそんなメール交わしたりしながら、
いつもとあまり変わらぬ
のんびり暮らした一日でした。

まだまだ日本を横切っていきそうな
台風ですが、この先もあまり
被害がないといいねえ。


ぶらチャリ26 桜見ながら2

2017年04月17日 21時18分58秒 | 自然

風もないのにわずかに"あだなみ"が
泡立つ芦田川の川面に、
たいていは二羽でいるカモが
一羽で浮かんでいます。



「ああ私のあの人はどうして
あだなみのように
心が変わってしまったの?」
と少し寂しそうですな。

そ、それは世間にあきれられてる
お前よりは幸せそうやで
という反論が聞こえてきそうですが・・・

そんなことを思いながら
(おもてへんやろ)
公園へ向かいましょう。

あ、これらのお宅の木はきれいですねえ。





年間で10日ほどのために
植えてる木なんですねえ。
手入れが大変でしょう。

でもまあそんな自慢の木
なんでしょうから、
よしよしとほめておいてあげましょう。

そして公園に入る前に、
高石の公共施設の桜もきれいです。



あっ、こんな張り紙も張られていますよ。



野良猫に餌を与えている人に
警告している張り紙です。

そうやねえ、じつはdoironも
こんな関係の記事を
昔書いたことがあります。

反論は、たっくさんありましたねえ。

でもこちらが正義感をもって
強くやることで押し返した
記憶があります。
若かったんですねえ。

最近だったら、変なオッサンが
カメラを構えたり
きょろきょろしないように、

「うろうろしているおっさんに
珍しい景色を見せないでください」
って張られたりしてね。
無実なんです~。

そしてさあ、今度はほんとに
いよいよ浜寺公園に突入です。



ここは昔よく走りに来ましたねえ。
当時、余りdoironの動きを知らない人に
「休みの日はどうしてますかあ」
と聞かれたら、
「ああここ2カ月は毎週
浜寺公園に行ってます」
というと
のんきなおっさんやなあと
思われたでしょうねえ。
まあ、のんきといえば
のんきかもね。

新たに整備された辺りには、
こんな枝垂桜も植わっていますねえ。





いつかこの桜も、
あの「又兵衛桜」みたいに
有名になったりしてね。

木の根元にこっそり
「doiron桜」の看板をあげといたら、
いつかそんな名前にならんかなあ。へへ。

そこからしばらく進んでいきますと、
たくさんの桜が植わって、
散歩道が桜のトンネルのようになっています。



ここはきれいですねえ。



外国の方にはあまり知られず、
大阪人の静かな散歩道に
しておきましょうねえ。

老夫婦、子供を連れたお母さん、





カップルもなんかとっても
楽しそうですねえ。

チャリンコに乗った高齢おじさんは
ちょっと違和感がありますかなあ。

あ、これはムクドリです。



繁殖期にはつがいで
生活することも多いのですが、
一羽でうろうろしてはります。

今日はさみしい鳥も多いねえ。

「ああ俺の恋も、この桜のように
散っていくんだなあ」とか
思ってはるんでしょうかねえ。

コースはここから対岸の
通りを行く予定だったのですが、
そんな孤独なムクドリを見ているうちに
doironもにぎやかな通りを
通って帰ろうと、
そのあたりから引き返すことにしました。

よく走った海岸沿いの道を戻っていきます。



対岸にいっぱい咲いているのは、
これまでの経験から見て
「大島桜」ですね。



そこから公園の南橋へと行くと、
先ほどのあだなみ橋の下流にある、
しんあだなみ橋を通ります。



あ、そうそう、ここに
おもちゃみたいな線路のある
施設の横を通りますね。



これまで走っているときも
ずっと見てきたのですが
何かわかりませんでしたので、
今日は確認しておきました。

それがこれです。



南海電車の研修センターでした。
ああ、ここをよく走る人、
正体がわかってよかったですねえ。

そこからは臨海添いの歩道を
プラプラ帰りました。

まあ、だいたいこれでぶらチャリの
浜寺公園周遊は終わりです。
全体で約1時間40分。

走るのと同じような速度ですね。

最後に散り始めの助松運動公園を眺めつつ、





距離はぜんぶでやく12キロの
楽しい花見ぶらチャリ、



これにて終わりです。


ぶらチャリ25 桜見ながら1

2017年04月16日 21時12分08秒 | 自然

桜の季節の真っただ中。

知り合いとの花見は続くが、
たまには一人でブラブラ―と
花見もいいかと、
天気のいいあったかい日に
おじチャリ3号にのって、
浜寺公園方面へと
向かったのでありました。

実はこのぶらチャリの前に、
そうあの脳こうそく以来の
初の外ランで浜寺公園を走りました。

そのときは桜もあったけど、
自分のランに大集中してたので
景色なんかはあまり目に入っていません。

キロ6分半くらいで500m走り、
500m歩くというのを
繰り返していました。

いやあ走ることに
こんなに集中したのは久しぶりです。

意外に早く走れるものですな。

でもまあ、老いぼれ、ボロボロの
体のことを考えて
ぼちぼちと進んでいきましょう。

で、そんな公園へ今度は
チャリンコで遠征です。

チャリンコは普段の室内練習の
メインですから、
まあランほど集中することはありません。

景色を見ながらブラッと進んでいきます。

そう、ぶらチャリですな。

まずは家を出て、
海方向へと進んでいきます。

おっと忘れちゃいけない
百均でちょっと買い物です。
気持ちも新たに黄色の
ズボンのすそバンドや
新しい携帯の画面フィルムを購入です。

その現場の駐車場でフィルムを張って、
ズボンに巻き込み防止用の
すそバンドを付けて、
ついでに買ったお茶も持って
準備完了です。

北を向いて進んでいきましょう。



あ、これは以前この会社の
中にあった桜ですね。

昔は遠目に見えていましたが、
いまは横が駐車場になって
目立っていますね。
満開ですねえ。

そのあたりから道は
紀州街道の方へと移っていきます。

本陣前の水準点を見ながら



高石市に入ったところで
王子川の橋を渡ります。



以前紀州街道を歩いた時に、
なぜここが王子川なのか
調べたことがありましたね。

ずっと上流をたどっていきますと、
信太王子のあたりから
流れているからかなあと書きました。



この橋が「小高石橋」で
昔から有名だったようですね。

昔の石橋の橋柱が、
臨海の公園に残されていましたね。



で、ここからみえる保育所の
桜を見てみると、



ウヒャ―なんとこの中に
小高石橋の案内も立っているんですねえ。

初めて気が付きました。

その橋を渡ってから道は左折して、
王子川沿いを下っていきます。

この川の堤防には
海の絵なんかがきれいに
書かれていて楽しいです。

おっ、なんと「リュウグウノツカイ」の
絵まで書かれていますねえ。



凝っています。



その先にあるのが高石高校ですね。



やはり学校には桜の木が似合いますねえ。

今の季節世の中に出ると、
黒いスーツを着た社会人の
新人たちの姿をよく見かけますが、
こういう高校の新学生たちも
桜の花が似合いますねえ。

そしてその学校横の公園も桜が満開です。



僕らは年を取って人生の余暇を迎えてますが、
桜はこうしていつも
世間の新しい春を
祝福してるんですねえ。

そこから道は住宅街の中を
進んでいきますが、
ところどころの公園も
桜が植わってますねえ。



あ~高石の斎場も桜がいっぱいです。



ああ、桜は始まりの花でもあり、
さよならの花でもあるんですねえ。

そのあたりからずっと静かな住宅街を、
ちょっとキコキコ音のする
チャリンコをこいでいきます。

ああ~手入れしないといけませんね。

そして遠くに浜寺公園の
木々が見え始めたころ、
おじチャリは芦田川の

「あだなみ橋」

を渡ります。



「音にきく高師浜のあだ波は
かけじや袖のぬれもこそすれ」

高石神社にもある百人一首
この歌にも「あだなみ」は入っています。

あだなみとは、
たいして風もないのに
たつ波でそこから
変わりやすい人の心を
たとえていうそうです。

doironは変わりませんよ。
ただ一筋遊び続けるのみです。

さあ、では浜寺公園へと
入っていきましょう。

続く。


台風はやがて・・・

2016年09月11日 20時08分52秒 | 自然

今年もなんだか台風が
たいへんですねえ。

義理のかあさんは
なくなる前の正月に
占いによると
「今年の八月は水害が大変」
というようなことを言ってました。
そしてまた
「11月も災害が起きるよ」
なんてことを言ってました。
たしかに、8月には台風による
水害が各地で起こりましたねえ。

なんか今年は日本近海の
海水温が高く
日本近辺で多くの台風が
発生し、それが日本に次々と
やってきました。

たくさんの土砂災害や
水害を残して台風たちは
日本の先で消滅していきます。

前回の台風は南の太平洋で
「温帯低気圧」に変わりました。

四国に行ってた頃の台風は
日本海で「熱帯低気圧」に代わり
落ち着きを見せました。

そう、ではこの「OO低気圧」って
どんなものでしょう
というのが今日のテーマです。

この低気圧、頭につく気候帯で
全く違ったものになっているのです。

まず、熱帯低気圧はというと
これは蒸発する水蒸気が
上昇気流を起こし
気圧が低くなるというもので
いわば、まあ台風のようなものです。
風力が「7」以下、最大風速が
17.1m/s以下のものを
熱帯低気圧と呼ぶわけですねえ。
台風の勢力が弱くなったものですね。

そして「温帯低気圧」とは
これは「熱帯・・」と全く違って
暖かい空気と冷たい空気が
混じり合って上昇気流が
おこるというもので
台風や熱帯低気圧とは
構造が異なります。

今年の台風のように
なぜ井戸の高い地域に移動していって
「熱帯・・」のなったのと
南の空で「温帯・・」になったというのは
なんか違和感を感じますよねえ。
それはそんな空気の流れの
違いによって起こったというこういう
わけであるわけですねえ。

ちなみに「亜寒帯低圧帯」というのもあります。
北緯60度、南緯60度あたりに
周りより気圧の低くなった地域を表します。

この低気圧の空気の流れの状況は
「温帯・・」と同じようなものです。
日本では北海道で
寒冷帯湿潤気候を呼び起こすものですねえ。

まあ日本に近づく台風は
こういう感じで収まっていくわけですねえ。
ニュースを見ながら
ちょっとそんなことを
書いてみたくなったのでした。

でもこの台風のおかげで
今年は祭りの提灯付けが
遅くなってしまいましたが



この週末にようやく落ち着きました。



でもまた新たな台風も
発生している状況ですね。

また、付けた提灯を
慌てて下す日がくるかなあ。
まあ、それは仕方ないにしても
岸和田まつり、泉州の祭り本番が
無事に終わってほしいですね~


地球誕生のころから 2

2016年05月20日 21時06分06秒 | 自然

時間がたつにつれて、
生物は進化を繰り返してきます。



でも地球上の動物の
大きな進化のきっかけとなったのは、
5度も起こったとされる
大量絶滅でした。

そのたびに新たな優れた生物が
発生してゆくのです。

アンモナイトの化石も
手で触れるようになっていましたよ。



お。これは巨大展示です。
子供たちにみつからないうちに



ふざけて写真を撮っておきましょう。



そして生物は海から上陸をし始めます。

え~、「ランニング大躍進」でいうと、
マラソンで物足りなくなったら
海へもぐって泳ぐようになったり、
自転車に乗ったりする
変な人間とは逆の行動です。



そして、いよいよ
ジュラシックパークで見た
恐竜の世界のような展示になってきます。





こうなってくるとねえ、
小さな子供でも
恐竜の名前に詳しい者が
いたりするんだよねえ。

あれ~ティラノじゃないのかあ、
みたいなことをいう子供が
いたりもします。

いやあ、あんな大きいのは
いないでしょうに。

この展示の合間には、
立派なドキュメントストーリー映像の
流れるテレビが置かれてあったりします。

これら恐竜が絶滅したのは、
「隕石の地球衝突」みたいな
映像が流れていましたが、
それはもう本当のことなんですかねえ。

そう思うと、ここの展示も
どこまでオーソライズされたものなのか
ちょっと疑問符を持ってしまいましたが、
まあ、doironにとっては
あまり大したことではありませんな。

そして、この段階で
人類の祖先であるという
動物の最高の化石が見つかりました。



それがこの「イーダ君」です。

え~っと、友達に
「イーダ」君がいますが
彼もまたアルコールに強い
特別な生物です。

胃の中身まで特定できるような
最高の状態だったそうです。



この展示会のパンフレットの
左側の中断に乗っている
紫の毛をはやした猿のような
映像がその生息時の予想図です。



将来になって、
これは人類の起源である
という説は否定されたようですが、
なかなか奇跡のような化石だったそうです。

このあと展示は人類進化の流れに入っていきます。

300万年前はまだ、
サルみたいな状態だったのですね。



それが日にちがたつにつれ
100万年前、



20万年前と変わっていくわけですね。

このネアンデルタール人の人形は
とってもリアルで、
突然動き出すんじゃないかと
ドキドキしたほどです。



その横にドイロンタール人として
立っておきましょうか。

「あ、また退化が始まっている」
と言われそうですなあ。

「終わりに」のこのコーナーでは、
生物の誕生から進化まで
まとめて書かれてありました。

やっぱり大きかったのは、
ある時期ある時期の
絶滅騒ぎだったそうです。

絶滅は環境の急激な変化に
生き物がついていけなくなる
ことだそうで、
じゃあそれを考えたら、
地球温暖化なんかで
環境が大きく変わろうとしている
今の時代はもう、
あらたな6番目の絶滅の時期に
入っているのかも
と結んでありました。

いやあ、なかなか頑張っている
展示でしたかなあ。

そうそう、展示コーナーから
出たあとの最後のお土産展示コーナーも
お知らせしておかなくてはなりません。

そこではね、
奇妙な生物の人形が売られていたり
とまたこれもまた頑張ってて
面白かったですよ。

高いお金は出せませんが、
せっかくだからと頑張って
買い上げたお土産がこれ、



三葉虫のハイチューです。

えへへ~不気味でしょう。
でも森永制作だから
そんな変ものではないと思うのですが、
実はまだ明けていません。

どんなんが入っているのか
チョットドキドキしますねえ。

気持ちがうんと明るい時に、
えへへと笑いながら開けてみますかねえ。

46億年の生物の進化を
こうしてちらっと見て回った旅、
わずか二話ですがこれにて無事に終了です~。


地球誕生のころから 1

2016年05月19日 20時51分19秒 | 自然

大阪市立自然史博物館では、
このたび「生命大躍進」と題して
地球誕生40億年の
進化を語る動物遺跡展を
開催しているそうだ。



いつも書いているような
奈良時代やもっと古い縄文時代
なんかの比ではない、
もっともっと古い、
地球誕生のころからの
生物進化を化石等で見せながら
命がどう変化してきたかを
表す展示会だ。

この展示会の招待券を
送っていただいたので、
せっかくだから
出かけていくことにしたのです。

場所は長居公園。

doironのランニング人生の
いくつかの部分が
ここで起こっている。

初マラソンはこの公園の
大会で走ったしね。

まあ自分なりに行ってみれば
doironにとっての
「ランニング大躍進」
の公園でもあるのだ。

公園に入って、会場までは
てくてく歩いていきます。



おお~、あちこちに
今回の展示の宣伝旗等が
上がっています。



ここの長居植物園のキャラクターは
「しょくぽん」ていうんですねえ。



これは、公園周回道路の距離表示で、
長居競技場横の時計下を
スタートして、
14周とここまでで
40キロだそうです。

元気なころだったらなあ
50キロはどこになるねん、
とか100キロはどこやあ
などといってたのになあ。

そうそう、フルマラソンが
ここの40キロだったら、
絶対サブスリーしてたのになあ。

なんて思いながら歩いていきますと、
おお~もうこの公園内でも
生命大躍進が始まっています。

第二競技場横くらいの位置、
そう距離表でいったら
ちょうど1キロくらいの位置で
わいわい歩く霊長類の
大量の子供たちが
歩道をおおいつくしているのです。
この生命大躍進も大変ですねえ。
でもここにこうして
大量にいるということは
むむ~、今回の展示は
中学生以下は無料です。

もしかしたら同じ展示を
見に行くのではと不安になりつつ、
会場に入っていきますと・・・



やっぱり。



会場内の外庭には、
大量の生命があふれておりました。

いや~ん。
こんなんだったら会場内は大騒ぎじゃん。

「金返せー」

と叫んでしまいそうです。
招待券だからただですけど・・・。

でも最近はうまくやってますね。
会場の外で順番を待たせながら、
小グループがついつい~
と中を通過していきますから、
さほど混乱はなかったです。

では少し展示物を紹介していきましょう。

この展示会は、ストロボはあきませんが、
ノーマルの写真撮影は可なんです。

スタートはまずこれです。



46億年前に地球が
誕生したところから始まります。

いやあこれはdoironブログでも
最古の出来事ですねえ。

でも、46億年前って
誰が何を理由にどうして
計算したんでしょうか。

もうこの時点ですべての謎が
始まっていますねえ。

そっから炭素を含む岩石、



カーボン入りの岩石から、
微小生物を含む岩石など
と続き、生物の痕跡が
みられる時代へと続いていきます。

と、時折小学生の集団が
ガワーと押し寄せてきて
追い越していきます。

でもねえ、あんな小学校低学年の子供に、
なんかわからん生物の化石などの
痕跡を見せて役に立つんですかねえ。

かなり疑問ではあります。

展示はそのあと遺伝子の誕生、
脊索動物の誕生と続いていきます。



こ、こんな予想図は
ま、まるでピカチュウの
仲間じゃないですかあ。

あ、そんな関心は非常に
刺激されるかもしれませんね。

まるで村のお母さんみたいな
先生のコメントも
すごいものがありました。



「ほらほら、こんなゴキブリの
お母さんみたいな化石がありますよ」だって。

これが「三葉虫」の超リアル化石です。

ウヒャー、うまいこと言うけど、
まあそれは子供達には
聞き流してもらわないといけませんね。

なんとか聞いたことがあるような
古代生物になってくると、
模型のようなものも
展示されてきます。

これが、「アノマロカリス」。



こういう展示はもう手で
触れそうな位置に
置かれてあったりします。
触ったらあかんけどね。

大きいなあ~と思いつつ続きます。


サイタ サイタ サクラ ガ サイタ

2015年03月23日 21時21分50秒 | 自然

「サイタ サイタ サクラ ガ サイタ」

1933年から1940年まで使われていた

「小学国語読本」

に掲載されていた言葉です。



それまで単語中心だった教科書が
文になった画期的な教科書だったそうです。
しかも初めてのカラー印刷だったとのこと。

4月入学だった日本の学校教育の
冒頭を飾るのにふさわしい文章だったんですねえ。

今はまだ三月ですが、
今日現在もう各地で桜の開花宣言が出始めています。

標本木に5~6輪の花が咲けば
「開花宣言」が出されるそうです。

doironもいつも散歩をする公園の1本を
標準木として観察してきました。

これが、昨日のつぼみです。



他のつぼみもまだ開いておらず、
開花宣言はおあずけでした。

そしてこれが今日のつぼみ。



うんもう一息と思いきや、
そのつぼみ以外に約10輪の花が
今朝一斉に開きました。



一番先に開くだろうと狙っていた蕾は
ハズレましたが
これでもう堂々と開花宣言です。

明日は寒いそうですが、
開く花の数は増えるでしょう。
やはり桜の季節は何となく
心が騒ぎますよねえ。

今年の花見は今のところ2つ予定が入っています。
これからまだ増えるでしょう。

なにせ先述の教科書には
「ココマデ オイデ ゾロゾロ オイデ」
というのもあったそうです。

そしてオジチャリ2号での桜ツーリングも、
どこに行くかいよいよ計画を固めなくてはいけません。

「ススメ ススメ ヘイタイ ススメ」
はいただけませんが、
天気の方は
「ソラガ ハレタ キレイニ ハレタ」
とこんな風であってほしいものです。


2014冬の恵み

2014年12月23日 21時29分54秒 | 自然

今日はdoironのもう一つの誕生日でした。
もうあれから4年。
おまけともいえる人生を
どうにか生きております。

今日は、西宮の甲山
その山麓に散らばっている
四国八十八カ所の霊場を
一日で歩いて回ってきました。
これが宝探しのようで
なかなか楽しい時間でした。

この話は多分年明けになりそうです。
じっくり整えましょう。

では、ゴルフの余韻もさめたことだし
気を取り直して
普段のライフスタイルの話題に戻りましょう。

今回は熊取の永楽ダムの話題です。

そこには春、夏、秋、冬と季節を問わず
出かけます。

登山も楽しめ、ダム湖散策も楽しめます。
以前はこの周辺の山でテレビにも出ました。
少し時間があれば気軽に行けるので
体調を見ながら、思いついたら走りに行ったりもします。

今回も、せっせとトレーニングに出かけました。

現地に行くと、平日と言うのに
いい年をした働き盛り風の
男性たちが結構走っていました。
あ、自分もですね。

街中を平日に走るのは気がひけるでしょうから
適度に奥まったこのあたりは
平日こっそりランナーには絶好の場所かもしれません。

そんなランナーたちに追い抜かれながらも
とことこと進みつつ
今回の目的は

「フユイチゴ狩り」

花や実の少ないこの季節。
それでもしっかり実をつける植物は
赤い実をつけることが多いようです。

センリョウ、マンリョウ、ナンテン、ピラカンサス

葉が落ちて、見通しの良くなるこの季節
さらに目立って
「こんな私を食べて、食べて」と
赤く実るようです。

前述のピラカンサスには毒もあるようです。
しかも青酸系の毒だとか・・・



世間には、面白い人もいて
この実を食べたという人のブログもありました。
なんでも時間がたつにつれ
毒は抜けていくようで
2月のピラカンサスは食べられる!と書いてありました。
チャレンジャーですねえ。

と、ここまで書いて
今回のタイトルですから
doironもそれを食べてみたのかと思いきや
そんなにチャレンジャーではありません。

忘年会で、痛風のことを考えつつ
ビールでさえドキドキしながら飲むほど臆病です。

宝くじでさえ10枚以上は買えないし
書いた記事に対してモニターからいただくはがきに
ハヤブサのように舞い上がったり
日本海溝のように深く落ち込んだりしています。

てことで、今回の冬の恵みは
毎年おなじみ、フユイチゴのみです。



歩いたり、軽くジョグしながら
コース沿いの枯葉に埋もれた株も
目ざとく見つけ
地面に這うように延びている枝を引っ張っていくと
おお~、今年は結構豊作です。
きらきら光る宝石のような実が
鈴なりに顔を現します。

ダム湖めぐりを終えて
駐車場に戻り、ここでも昨年収穫のあったあたりを
探してみると、あるわあるわ。
夢中で採っていると妙齢の女性登山者から
「何採ってはるんですか?」と声がかかりました。

「フユイチゴです」と答えると
「いいですねえ。何に、するんですか?」だって。
「ジャムです」

こんな駐車場のすぐわきに
大量のフユイチゴが残っているというのに
誰も気づかないのかなあと思っていたら
知ってる人は知ってるんですねえ。
そのひとはさらに
「岩脇山の登り口にもたくさんありますよ」
と教えてくれはりました。
ありがたいことです。
よほど、doironが生活に困っているか
物好きな人に見えたんでしょうねえ。
こういう外見が得をすることも
よくあります。へへ
来年は岩脇のほうにでも行ってみましょう。

この場所、今年は、昨年に比べて
生えている範囲もずいぶん広くなっているような気がします。
下草刈りのタイミングが良かったんでしょうかねえ。
いや、やはり今年は
フユイチゴの当たり年なのでしょう。

それほどたくさん実っていたので、
ウハウハと採取しました。
ところがこの実のサイズが小さく
周りにトゲトゲの草が多いこともあって
ちまちま採ることになるので
これだけ集めるのに結構時間がかかりました。

これ



まあ、これで何とかジャムつくりの材料にはなるでしょう。



さっそく家に帰って、駐車場の脇にあったものだから
犬のおしっこもかかっているかもしれないので
丁寧に洗い、完成したのがこれ。



朝のトーストに
大胆に塗ってみました。



種がプチプチして独特の食感ですが
おいしいですよ~

これが枯葉の落ちた殺風景な林の床から
拾い上げた今年の冬の恵みの物語。


小さな大自然

2014年07月19日 21時57分51秒 | 自然

今夏の大イベントであった
大自然に抱かれた北海道旅行も終わり、
季節はどんどん進んでいく。

そして北海道のような大自然ではないけれど、
doironが住んでいるこんな小さな街でも、
自然はいろんな営みの姿を見せ、
季節の移り変わりを教えてくれる。

では最近のほっつき時に、
目についた自然のことを
つらつらと書いてみよう。

今年も気がつけば、
1週間ほど前から大阪でも
クマゼミが鳴き始めている。
あのジャンジャンなくセミの声と、
モクモク湧き上がる入道雲は
すっかり夏の風景である。

いつも散歩する公園のヤマモモは
北海道に行ってる間にすっかり落ちてしまい、



今年のヤマモモ酒はついに作れなかったな。
収穫をミセスに委託をしておけばよかったなあ。

樹の下で傘を逆に広げて
わっさわっさと枝をゆすると、
時期が良ければヤマモモの実が
わんさかと落ちてくる。

おばさんが一人でやる作業じゃないけどね。

そんな公園に向かう散歩道で、
恐ろしい光景に出会った。

これ。



巨大なムカデが羽化前のセミを捕まえて、
貪り食っている姿です。
おそろしいでしょ~

近寄りがたいこの景色に、
思わず足が止まってしまいました。

こんな小さな神社の鎮守の森でも
食物連鎖はそこここで展開しています。

こんな葉っぱの上の蛹も



いつ鳥や他の虫に襲われるかわかりません。

そうそう、先日庭でゴーヤとトマトのお世話をしている時です。
物干し台の先にトンボが1匹止まっていました。



近づいて行っても逃げる様子がありません。
指を伸ばしていくと、
触る寸前に飛ぶのですが、
すぐさま同じところに戻ってきます。
それを何度繰り返しても行動が
doironを馬鹿にしているように同じなのです。

よほどその物干し台の先っぽが
気に入ってるんでしょう。

ん?待てよ。

ということはそれは何か理由があるからなんだな
と思って下を見ると、
メダカの甕の真上でした。

ははーん、さては卵を産みに来てるんだな。

以前、車で信号待ちをしている時に、
白い色を水面と勘違いして
灼熱のボンネットにトンボに卵を産み付けられたことがある。

それはトンボの勘違いで、
卵は一瞬にしていり卵になってしまったのだが、
まあそれほどまでに
トンボにとって卵を産み付けるということは
大事業で命がけの行動なんだろう。

物干し台に止まったトンボも、
甕に浮かべた水草に卵を産みたい一心で、
doironの指先攻撃にもめげず、
その場所を死守したかったのに違いありません。

しかし、そうはさせません。
もし万が一そこに卵を産み付けられて孵り、
ヤゴにでもなられた日には
大切なメダカさん達が餌食になってしまいます。

これは阻止せねばと考えた挙句、

納戸にあったBBQの古い網を持ち出して、
甕の上に置くことにした。



これで完璧だろう。

ただ、もう既にいくつか卵を
産み付けられてしまっている可能性も否定できません。
でも孵化した直後ならメダカさん達も勝てるかもしれません。
そういう自然の摂理に期待しつつ、
一方でしばらくは甕の中を注視していなけりゃならんな
と思ったトンボ事件が先日ありました。

その後、写真に写っているトンボのことを調べてみたら、
そのトンボはなんと
オオシオカラトンボのオスでした。

オス~?

じゃあ、卵を産みに来てるんじゃなくて、
水辺に飛んでくるメスを待っていたのかも。

あるいはもしかしてdoironの知らないうちに
その甕で生まれて羽化したばかりの
トンボだったのかもしれません。

身近な小さな自然にも
いろんな大自然のドラマが潜んでいるんだと
しみじみ感じていたdoironなのでした。


ほっつき百選2

2014年06月22日 21時18分25秒 | 自然

ほっつき百選1で書いたように、
登録NO1はハマデラソウと決めていた。

しかしその時はまだ花の時期には早く、
実際に咲いている写真を紹介することができなかった。

で、そろそろ花の時期だろうということで、
ほっつき走ったり歩いたりしながら、
時間があるときに4回ほど
かつての自生地を訪ねていった。

行くたびに悲しくなるのは
そこにある、朽ちかけた看板だ。
そこには、貴重な植物の自生地であることが
書かれてあるにもかかわらず、
看板そのものも絶滅しかけている有様である。


倒れたまま放置された看板

そして看板同様、
自生地あたりも最近はあまり顧みられることもなく、
草ボウボウの状態である。

ただ、一か所だけ草が刈られてある場所があり、
もしかしたら誰かがひっそりと
ハマデラソウのために
手入れしてくれているのかも
と一縷の望みを抱いていた。

そこに脚を運ぶたびに、
小さな草芽を見ては
これかもしれないと
希望を持ってしまうのだが、
数日後に行ってみたら違っていた
ということばかり続いていた。

そして、それはある日の昼下がりのことだった。
行き慣れたその場所に行き、
前回チェックしておいた草芽が
やっぱり別の植物のものらしく
「あ~あ、やっぱりこの地の
ハマデラソウは絶滅したのかなあ」
と落胆して帰ろうとして、
ふと後ろを振り向いた時だ。

青々としたエノコログサの根元から、
一本の花茎が伸び、



その先に白い粒々の花がついているのを発見したのだ。



それは紛れもなくハマデラソウであった。



うひょー、生きていてくれた、
とちょっぴり感動した。

昔はこの感動が忘れられなくて、
プラントハンターをしていたようなものだ。

あ、ハンターといっても摘んだりはしないよ。
写真に撮るだけですがね。

八ヶ岳の森で初めてイチヨウランを見つけた時、
白馬岳の下山道でまだ見ぬムシトリスミレを
見つけた時の感動は今も鮮やかに覚えている。

その感動は、それが奥地であればあるほど、
また希少な植物であればあるほど
大きいものなのである。

なので「希少」の観点からいうと、
ハマデラソウの自生確認もまた
感動ものなのだ。

夢中でシャッターを切ったら、偶然にも
ちょうど種が今まさに落ちていく瞬間をとらえていた。

これ。



まるで、doironの訪問にご褒美を
与えるかのような
命の営みの瞬間である。

そしてよく見ると
そのハマデラソウが生えていたのは、
地面ではなくコンクリートの上に積もった
腐葉土の上であった。



このあたりが、
いかに手入れがされていないかがよくわかる。

そのおかげで、
薄い土の層ができて、
その薄い土の中で発芽したのだ。

まるでど根性発芽である。

さらにあたりを見回すと、
同じように腐葉土の上に
葉を広げて花茎を伸ばしている
ハマデラソウを4株見つけることができた。

4株で10本の花。

これがおそらく今年大阪、
いや日本に自生する
唯一のハマデラソウの姿だろう。

ほっつき百選のNO1にふさわしい逸品だ。

今年のハマデラソウはぜひ種を採取して、
日当たりのよさそうなところに
撒いておいてやろうと思っているdoironなのでした。