ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ほっつき百選3

2017年08月31日 21時08分07秒 | ウォーキング

なんでいきなり百選3かといいますと
3年前くらいに思いついて、
ほっつき百選を始めたのです。
そこで1と2を報告したんですね。
なのでここではほっつき百選3なのです。

結局ほっつき植物ナンバー1は
「ハマデラソウ」でしたね。

一時は消えそうになっていましたが、
今年は大豊作でした。



そしてナンバー2は「ネジバナ」。

これは好きな花の一つです。
今年は頑張って絵にしてみました。



以後「ベニバナツメクサ」、
淀川に多かったきおくのある
「クサフジ」、「アゼナルコ」、
「ヘビイチゴ」と6種を決めたままで
ほっつき百選は途切れていました。

でも最近、弥生公園の方で





ちょっとあまり見慣れない
植物を見かけたので、
写真撮影したのです。
それをもとに、ほっつき百選
ナンバー7~9を報告しておきます。

まず最初の7番が「キカラスウリ」です。

日本の烏瓜には
大きく3種あります。

「カラスウリ」と「モミジカラスウリ」、
それと今回の「キカラスウリ」です。

この手の植物の花の特徴は、
五弁の花弁の先が
細かく分かれて
レース状になっています。

この花の形にそれぞれ
特徴があるんだよね。

「カラスウリ」と「キカラスウリ」
の違いはというと、
まず一番わかりやすいのが
花弁の先の分かれ方です。

細かくレース状に大きく
分かれているのが
「カラスウリ」で
花弁の裂け方がおおざっぱなのが
「キカラスウリ」です。

doironの場合は昨秋になっていた
実の色が黄色かったので
わかっていました。

「カラスウリ」は真っ赤なのですが、
「キカラスウリ」は花の名前通り
黄色をしているのです。

そして「モミジカラスウリ」は、
だいたい葉っぱが深く
もみじのように5列に
裂けているのでわかりやすいものです。

この種の花は昼間はあまり目立たず、
夜間にレースを広げて
満開になりますが、
まあ夕方、早朝には若干その形を
残しています。

今回撮影した花がこれ。



深い緑の葉っぱに囲まれて、
暗い斜面の中に咲いていました。

早朝に葉っぱをちょっくらと
少しかき分けて撮影したものです。

小さな花がひらいて、
こんなレース模様を作りながら
開いてくるというのは
すごいですねえ。

その花の精密さには
ほんとうに自然の力はすごいなあ
と思わせてくれます。

これはむつかしそうやけど、
ぜひ花の絵にも
しておきたいなと
考えているところです。

そうそうこれらは、
若干自然の残っている
場所に咲く花なので、
わが市の宣伝にしようと思えば、
こういう風に弥生公園の
施設をバックに入れてみるとか、



アルザタワーを背後に少し
いれてみるというのが
いいのかもしれませんね、



ほっつきナンバー7番はこの
「キカラスウリ」にし、
また実がなったら報告いたしましょう。

雑草やといって
刈り取ったりされないように
祈っておかなくてはねえ。

ほっつきナンバー8番は
そんなキカラスウリの背後にある
空き地、たぶん公園用地として
国が買い取ったと思われる
空き地に生えている、
「サクラタデ」です。

タデ科の植物はほかにも
イヌタデやママコノシリヌグイ、
ミゾソバなど近辺に多くありますが、
まあそんな中でも
一番花がきれいといわれる
このサクラタデをあげておきましょう。



こんな小さな、湿地に生える
野草にもきれいな命が仕込まれています。

雑草のしげるちょっと湿った
空き地にポツポツと咲いている姿が
とっても可憐な花です。

そして、今回の最後のナンバー9が、
そんなサクラタデが咲いている
湿地のさらに一番湿ったところに
生えていた「ガマ」です。



うん、この辺りは弥生の敷地に
近いために、開発が制限されている
地域なので、結構自然が豊富に
残っているんやろねえ。

昔はこの辺りには
池がたくさんありました。

湿地の雑草の中で、
良く泥まみれになって
遊んでいたことを思い出しますねえ。

実はこの辺りに昔によく見かけた
「ゴキヅル」という花を
最近は探しているのですが、
これがなかなか見つかりませんねえ。

また見つけたら報告することにしましょう。

そうそうほっつきは
秋にもいろいろありそうやね。
また思いつくままに
掲載していくことにします。