落合上渡船を降り、
こんな地蔵さんとか見ながら
少し歩くと、目の前に緑の
固まりが見えてきます。
大正区役所の裏に作られた公園で、
このあたりの環境を整備する計画を
千鳥計画といい、この公園名も
千鳥公園といわれています。
開発をした岡島氏というのが
千林村というところ出身で、
国島の島をとって千鳥と
つけられている地名に基づいています。
それではここに入ってビールを飲んで、
千鳥足になることなどせず、
おとなしい昼食をとることにしましょう。
藤井聡太君はカツカレーか海鮮丼
doironは質素におにぎりの昼食です。
階段を上り、広い公園の片隅にある
木陰のベンチに座ります。
結構な人があちこちに
座っておられますが、
まあここは遠慮せず
ガスコンロを出して
お湯を沸かしながら、
持参してきたおにぎりを出してきます。
お湯は味噌汁ですね。
いつも恒例のカップの「なめこ味噌汁」です。
ああ、豪華じゃないけど、
やっぱりこういう屋外で食べる
ご飯はうまいなあ。
眺めもよくてね、
ここからだと遠くに大阪ドームが
見えたり、ハルカスが見えたりします。
ご飯は食べることに夢中で
残念ながら写真をすっかり
取り忘れてしまいました。
まわりを見ると、
向こうに山が見えていますね。
あれが「昭和山」という名前の山です。
これは登らないといけませんね。
のんびり食事をした後
荷物を片付けて、さっそく登山を
始めてゆくことにしましょう。
公園の道路がその山の下から
らせん状に登っていくように
なっています。
えっちらおっちら登って
行ったところが、昭和山です。
標高は33mです。
なあんや低いやんと
行ってはいけませんよ。
なんとこの山はかつては
大阪市内の最高地点だったそうです。
ちなみに今は花博の関係で
服部緑地が最高地点ですから、
大阪で二番目の地点です。
でもこの山は、なんと地下鉄を
作るのに出てきた土で作った
人工山なので残念ながら
三角点はありませんね。
え~、この辺が御堂筋線かなあ。
またそのうちに破棄物で作った
「平成山」なんてのが
できるかもしれませんねえ。
ここから眺めた景色で
帰り道を検討しておきましょう。
ここに見えている千本松大橋が
目標地ですね。
公園を出てどんどん南下してゆきます。
途中、商店街を通りましたよ。
「サンクス平尾」と
名前がついています。
意外に長い商店街でしたね。
こういう海辺の町の重要な
商店街なんでしょうねえ。
そんなところを抜け、
歩き始めたころに行った
平尾亥開公園に到着です。
もうここからだと、
千本松大橋はすぐですよ。
でも熱いのでねえ、
しっかり水分補給です。
ここにあったコンビニで
アイスコーヒーを買い、
公園しっかり休んで、
さあでは本日の最終目標地点である
千本松大橋に向かいましょう。
大正区の清掃工場を過ぎて
まっすぐ行くと、そのまま
大橋の歩道に入ってゆきます。
まずは登りですねえ、
ぐるぐると歩道を歩いてゆきますと、
おっ、前からランナーが
走ってきますよ。
ああ、いいアップダウンの
練習コースですねえ。
一番上に出たところで
景色を眺めるときれいでしたね。
いまはハルカスが
いいランドマークですねえ。
そして最高地点の所のフェンスには、
鍵がかかっていますねえ。
愛する二人の、愛のカギでしょうか。
むふふ。
あとで調べたらこの橋の高さも
なんと33mで
先ほどの昭和山と同じ高さなんですねえ。
奇遇ですねえ。
何か理由でもあるのかなあ。
伊丹空港の滑走路面とか
そんな高さ制限があるのかなあ。
とりあえず景色をよく見て、
では下っていきましょう。
隣で車で走っている人は
doironの姿を見て
「ここに渡しあるのん知らんおっさんやなあ」
なんて思っているのかな。
ぐるぐる回って西成区の方に入ってゆきます。
ここから駐車場までは、
住宅地をくるくる回って到着。
大正区の渡船を歩いて回った
歩き旅の第一弾は
これにて終了となりますねえ。
第二弾を楽しみに。
お疲れさまでした。
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