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全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

あいたかったよバイカモ1

2016年08月17日 20時55分17秒 | ウォーキング

たまに咲いている野生植物の話が
ニュースの話題になったりする。

たとえば、尾瀬に水芭蕉が咲きましたとか、
霧ヶ峰にニッコウキスゲが咲きましたみたいにね。

そんなニュースを聞くといつも、
ああカメラ担いで行ってみたいなあ
と思うのだが、
まあまあそうそうに人生なんでも
思い通りにいくはずはないもんね。

そんなニュースの中でも
前からずっと気になっていた
ニュースがひとつあるのだ。

それが、
「滋賀県の醒井にバイカモが咲き始めた」
というものだ。

暑い中、涼しそうな川の中に藻がはり、
そこから梅のような花が
無数に咲くそうなのだ。

今となってはその姿は図鑑とか、
ニュースの映像なんかで
状態は知っていたが、
実際に咲いているのは見たことがなく、
以前からここには是非行ってみなくちゃ
と思い始めていたのだ。

以前から・・・と、軽く書いたけど、
実はそう思い続けてもう30年以上は
経っているんやけどね。

そこで今年そのニュースを眺めたときに、
ここんとこ淀川歩きなんかで
琵琶湖周辺にはいきやすくなっているし、
また当地の地理にも大分明るくなっていたので

「これはぜひ行ってみなくちゃ」

と思い立ち、まだちょっと痛む
足のかかとを我慢しつつ
出かけることにしたのでした。

醒井は米原市にあり、
琵琶湖畔からすこし名古屋方向に
向かって抜けようとするところにある。

実はこの醒井には
これまでバイカモ見学とは違う目的で
2回ほど来たことがある。

それは、この醒井の奥にある山
「霊山(りょうぜん)」の登山だ。



最初は秋のススキの頃に登りに来た。

それがとても気持ちのいい山で、
一度厳冬期にも来てみたれと、
積雪の残る山にきて、
凍った滝を見に深い雪を
ラッセルしたこともある。

まあだからこの山の麓に
この花の咲くころには
あまり来た記憶はなく、
今度はそんな季節に
来てみたいと思っていた。

ただその時に気を付けるのは
山ヒルとブトの状況やなあ。

ま、それはさておき、
今回は山行きはやめてバイカモ見学である。

くるまでビューンと走って
(意外に遠く二時間近くかかったかなあ)、
JR醒ヶ井駅の駅前にある
「醒井水の宿駅」に車を止める。



ネットを見たら、
ここに車を止めていくのがいい
と書かれてある。

あっ、ここで一つ注意です。

JRの駅名は「醒ヶ井」と間にヶの字が入ります。

でも実際の地名や地元発行の地図なんかは、
漢字二文字で「醒井」と書かれてあります。

どちらも読み方は「さめがい」なんですが、
まあここでは「醒井」を基本にし、
わざわざ「ヶ」が入っている表記を
しているところはその通りに
記すことにします。

こういう地名の読み方もいろいろあって、
そもそもこの「醒井」のある米原市も
旧町名は「米原(まいはら)町」であったが、
市になるときに「米原(まいばら)市」に
なったそうだ。

ちなみに名神高速道路の読み方は
「米原(まいはら)IC」というそうです。

で、その醒井なんですが
その名前の由来もこの
「バイカモ」が咲く川の流れと
大きく関係していますので、
まあ歩きながら確かめていきましょう。



醒ヶ井駅のところから、
醒井宿に近いのは左に曲がっていくのですが、
そこは帰りに通ることにして
一度右に曲がって、
街道出入り口のほうから
確認してから張っていくことにしましょう。

途中こんな案内も。



奈良時代で画師として活躍していた
という息長丹生真人の
一族の古墳だそうです。

この一族はまだまだ
謎の多い一族だそうです。

きっと興味のある方はこんな墓の
見学に来たりするんでしょうねえ。



あっ、こんな
「ただいま梅花藻が満開見ごろです」
の看板があります。

うう~、ついにdoiron、
バイカモとの初遭遇ですねえ。

続く


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