階段の登りの途中で休憩し、
再度階段を上ってゆきます。
最後のきつい登りです。
でもこのあたりはヤマザクラなんかが
生えていていいですねえ。
さあ上に上がり切ったぞ
と思ったら道案内が出ていました。
ではここから俎石山の頂上に
向かって稜線の道が続くのですが、
結構山がぼこぼこしていたので、
上ったり下ったりという感じに
つながっていくはずです。
しばらく進んでいくと、
なんか景色が開けてきましたよ。
ここが今回のコースの
一つ目の展望台です。
この陵線の北側の海の方が
よく見えています。
阪南市の住宅街の向こうに
大阪湾が広がり、そこに
関空が見えますねえ。
ウヒャーいい眺め。
ちょうどそのときに
関空に飛行機が着陸する状態だ。
風も気持ちいいなあ。
コロナがなければ
さわやかな季節なのになあ。
そしてここの下の桃の木台には
昔からのエイ友達が住んでいます。
この辺りはとても自然の豊かなところですねえ。
ゆっくりお茶を飲み、
さあまた進んでいきましょう。
道はやはり下から見えていたように、
細かいアップダウンが続きます。
意外に体力を消耗しますねえ。
下の方の景色よりも
今度は左側の山の景色がよく見えてきます。
この左側の谷底は「鳥取池」です。
ここは灌漑用溜め池(土堰堤)で、
戦時中の昭和19年に着工し、
昭和23年に完成したという
古いダム湖ですねえ。
残念ながらそちらまでは
見ることができません。
でもその上部に連なる南側の稜線は
「雲山峰」を中心とした山々です。
紀泉アルプスですね。
今から7年前の秋に登りましたねえ。
キノコがいっぱいある
山だった記憶があります。
そしてやがて到着する二番目の展望台は、
こちらの紀泉アルプスが
見渡せる展望台でしたねえ。
ここで稜線のほぼ中ほどです。
こんな山道をさらに進んでいきます。
まわりの音を聞いてると、
どうもこの辺りには春ゼミがいそうだ。
なんかちょっとあまり
上手じゃない鳴き声が
山に響いている。
ゴールデンウィークから
6月にかけてなくセミなのだ。
コロナ、コロナと世間は騒いでいるが
自然はちゃんと流れていくんやねえ。
セミもゴロナ、ゴロナって鳴いてるし。
コースには何本も丸太が道を
横切るように置かれている。
あれ、こんな丸太は歩きにくいじゃないか
と思ったら「車止め」と書かれてあるよ。
自転車やバイクが通りにくいように
してあるんやね。
そしてその先で、鳥取池に降りていく
道のところに出てくきます。
またいつかこの道も降りて
いけたらいいかもねえ。
左に陸軍省の石票が立っています。
「由良要塞」と書かれており、
このあたりは昔は立ち入り禁止
だったそうです。
そして到着したのが三番目の展望台です。
ここも眺めがいいですねえ。
写真撮影しましたが
小さすぎてわかりません。
もうそこから俎石山はすぐです。
ここがその頂上。
たしかに一等三角点が埋め込まれています。
ここで昼食を食べ、
大福山に向かうかどうか相談しましたが、
そちらはキャンセルとなりました。
また次の機会に行きましょう。
この時はコロナで学校も休みで、
子どもたちも親に連れられて
登ってきてましたよ。
山頂は結構にぎやかでした。
では今上ってきた道を
下っていきましょう。
とちゅう、わが校の名前の入った
標識を見つけました。
もしかしたら伝統的に登っているかもね。
そして下りはやはり足の甲の不調に
気を付けないといけませんね。
稜線を過ぎ、階段を下りたところで、
桃の木台に直接出ていくところから
山を出たら、でっかい駐車場も
ありましたよ。
ああ、ここまで車で来たら
俎石山まで1時間短縮ですねえ。
今度大福山に行く時は
きっとそうしましょう。
桃の木台のきれいな住宅街を眺めながら、
箱作りへと下ってゆき、
ようやく初の俎石山は終わりです。
この日は26501歩きました。
でも距離は13.3km
アップダウンで歩数は多かったですね。
この俎石山は気軽に行ける山としては、
コースもきれいだし
とてもいい所ですねえ。
これだけ人もいたら安心だしね。
一等三角点もいいものです。
ぜひともまた昇りに来ることに
しましょうと思いつつ、
今回の山行きはおしまいです。
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