今回のタイトル「浪速ともあれ」の部分は
とっても気に入ってます。
ブログの名前にしてもいいかなと思うくらいです。
で、誰か使ってないかなと思って
ネットでこちょこちょやってみたら、
あるんですねえ。
漫画で「ナニワトモアレ」というのがありました。
二部では「なにわ友あれ」と表記を変えているようです。
「浪速ともあれ」はなかったので、
まねしごんぼのそしりは免れそうです。
大阪の街道シリーズを一つにまとめて
「浪速友あれ、連れもて行こら」
と題してみてもいいかもしれんね。
ところで、唐突ですがなぜ「なにわ」というのでしょうか。
ちょっと押さえておこうと調べてみました。
そこで参考にしたのが、
この4月に近刊行された
「大阪府謎解き散歩」です。
5月刊行予定の「滋賀県謎解き散歩」で
全都道府県完全制覇になる人気本です。
それによりますと「なにわ」には
浪速、難波、浪庭など
諸説があるものの、
神話の時代まで遡る古名だ
と書かれてありました。
無難でもっともな答えやね。
今回歩いて、いろんな場面でも諸説が出てきました。
王子にしても、第一王子が
坐摩神社だったり、堀越神社だったりしました。
地名のいわれもそうでした。
街が都会化し、多くの人が住むにつれ、
いろんなことを言う人も増えてくるんでしょうね。
踏み込んでいけば、
それだけ選択肢も増えるし、
謎が謎を呼ぶということですねえ。
今回の街道歩きも、
八軒家浜から歩きだしたものの、
水の流れが分岐で分かれていくように、
街道に沿って次々と新たな謎に迷い込み、
興味が分岐して増えていきました。
例を上げると、先ほどの大阪市内の王子のことを筆頭に、
八軒家浜で発着していた三十石船とくらわんか船の関係は?
桂文枝の高津の高座は?
天王寺七坂の様子は?
織田作之助のほかの著作は?
阿倍晴明に関する逸話は?
経塚をとりまく調査は?
とちょっと考えても次々と
次のテーマになりそうなことが出てきます。
そうして、じわ~っと、世界が広がっていく
そんな感覚を覚えたというのは、
それほど大げさな表現ではないかもしれません。
世の中、まだまだ楽しいことは
山ほどあるということですねえ。
生きてることをもっともっと満喫してみたいですね。
さて、次は熊野街道北畠以南信太以北と
岸和田以南ですかね。
大津川遡行の歩き旅もしないとなあ。
ご近所のまだ行ってない場所もたくさんあります。
なにはともあれ、
なにはなんでも、
なにしてみたいと
思っている今日この頃です。
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