ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

どうだい大台ハイキング6

2020年09月19日 21時16分42秒 | ウォーキング

山を下ってゆくと、後方から
元気な足音が近づいてきます。

見るとどこかのトレイルランの
Tシャツを着ているようです。

あ邪魔したらあかんなと
道を開けて見送ったら、
「あざーす」とかいいながら
あっという間に消えてゆきましたね。

楽しそうでしたねえ。

自分も昔はあんな風に
走っていたのかもしれませんね。
下りは大好きでした。



シャクナゲの木々がなくなってきたころ、
遠くから水の流れる音が
聞こえはじめました。



この先にあるシオカラ谷の
沢音でしょう。
どんどん下ってゆきますので、
後の登りを考えたら
下りが嫌になります。

道はさらにゴロゴロしだしますし、
ところどころにこんな
鎖場があります。



慣れてないと頼りすぎるから
危ないねえ。
それなりに指示します。

そして谷に近づくにつれ、
湿気も高くなってこんな
キノコが増えてきますねえ。



え~これはタヌキの腰掛です、
なあんてバカなことを言いつつ
ようやく谷に到着です。

立派なつり橋がかかっていますねえ。

実はこの谷は、登り初めに
野鳥観察隊がそばにいたところが
源流なんです。
少しの間にもたくさんの水が
流れるようになるんですねえ。

そのつり橋がこれ。



結構揺れるスリルがありました。
橋の向こうからはまた
登りが始まりますが、
これはきれいに整備されていますので、
ランナーはまたまた走り始めます。

僕らはゆっくりと登ってゆきます。

そのときです。

遠くから救急車なのか
パトカーなのかよくわからない
緊急車両の音が聞こえ始めました。

ああ、さっきの人向けかなあ
と思っていたのですが、
けっこう台数もあるようです。

そうしているうちに
待っていた前方者に追い付いて
駐車場に到着です。



すると救急車やパトカーが
上がってきます。
そちらの方に向かってゆくと
山岳救助隊のような人も来ています。
どうも、けが人が出たようで、
足の骨折らしいです。
来ていたグループのこととか
話しているのを聞くと
どうやら先程の人のようです。



男性で年齢は72歳。

大蛇嵓でけがをし、
中道を戻る途中らしいですが
歩けないので、でっかい体をした
救助隊のような人たちが
迎えに行くようです。

でもその時には雨が降り始めました。
うちの晴れ女が車に
乗っているからでしょう。

「ヘリも要請しています」
という隊員の声も聞こえました。

いやあ山道で怪我すると
大変ですねえ。
グループの中にはリーダーのような
人もいましたので、
保険とかも入っているんでしょうねえ。

でもヘリを呼んだりしたら
お金がかかるのかなあ。
いろんなことが心配になります。

帰宅後、保険の窓口で
山行きの保険とかあるのって
聞いたら、それはやはり山道具屋さん
なんかで聞いたほうがいいですよ
と教えていただきましたので、
そのうちに行ってみようと思います。

まあとりあえず怪我した人の
無事を祈って我々は退散です。

車で走り始めたころから、
雨はしとしと降っています。
いやあホンマにうちの晴れ女は
全くぬれずにすごい人です。

もう橿原に架かったころには
土砂降りです。
でも最近はほんとにゲリラ雨ですねえ。
すぐにさっきのまでの雨が何だったの
というほど晴れてきました。
雲のかかっている山の方には、
見事な虹がかかっていましたよ。

こうして我がジムの
大台ケ原山行は終わりです。
この季節にしては、
虫もほとんどおらず、
シオカラ谷のところで
終了間際に少しアブがいた程度で
やれやれです。

どうだったか大台。

暑さを逃れ、百名山、日本百景、
日本の秘境100選の山を
しっかり楽しんだ散策は
いろんな経験、勉強をして
とても楽しかったです。

おしまい

 



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