コロナ感染が急速に拡大し、大坂では490にも上り、記録更新を続けている。これほどまでに感染が拡大した背景にはやはりGoToトラベル、GoToイートが影響しているのだろう。政府がGoToを勧めると、庶民の意識としては、各種の自粛は二の次になるのは当然だ。
「自粛だけでは、経済は縮小し、生きる糧を失ってしまう。」という発想は分かる。しかし、GoToで人の動きを活性化すれば、「三密を避ける」意識は薄れ、感染の拡大してしまうということを忘れてはならない。では、どのような対策が必要だったのだろうか?その原因はどこにあるのだろうか?
確かに、経済の立て直しは必須課題だ。これを覗いてしまうと、それこそ生活そのものが破壊されてしまう。しかし、以前と同じような形で、ただ人の交流を拡大しようとすると、今回のような感染拡大を招いてしまう。では、どうするのか?PCR検査を大幅に増やして、やはり感染の有無をはっきりさせ、コロナに感染していない人たちを限定して動きを活発化させ、PCR検査陽性者については隔離治療を徹底し、感染の危険を極限まで低く抑えるということに尽きるように思う。