ずっと腰痛と股関節の痛みに悩まされて来た。わずか2、3百m歩いただけで、足の付け根に痛みや痺れ、疲労感が溜まって歩けなくなる。また、自転車を漕ぎ、緩斜面を登ると、幾らも走らないうちに、太腿に疲労感が出て来る。これでは、日常生活にも不便を来す。行動範囲は狭まって、ますます動かなくなる。悪循環だ。
以前から、脊骨の関節が潰れ、狭くなっているのは承知していた。自転車に乗っている時、わずかな距離でも疲労感が溜まることば脊柱管狭窄症では説明が付かない。整形外科医に話したら、自転車でそのようなことはあまり考えられないという。ネットで検索したら、末梢動脈血管症という病気の記事を見つけ、そこに記載された症状に良く似ていることに気付いた。
整形外科医院でその話をしたら、大学病院を紹介してくれ、検査した結果、足の動脈に狭窄が認められることが分かった。狭窄した部分にステントを入れ、血流を改善すれば、症状が改善されるだろうということが分かった。まだ手術したわけではなく、症状が改善したわけでもないが、なんか明るい先が見えてきたように思う。