長野の農家に注文していた黄桃が届いた。
美味しいというふれこみだったので、気を長くして待っていたのだが、箱を開けると、印刷したチラシが目に入ってきた。「長雨の影響で、今年は不作で、甘みが十分ではない、これに凝りずに来年もよろしくお願いします。」とのこと。早速、一つ剥き始めたが、桃は硬く、熟し切れていないように思われた。食べてみると、やはり硬く、そして、みずみずしさに欠け、とても美味しいという代物ではなかった。これなら、スーパーで実物を手にして、選んで買った方が良かったと多少後悔した。まあ、通信販売のリスクってこういうことなのだろう。この農家は妻の父親がずっと懇意にしていたところで、毎年、秋には、義父がりんごを買いに行っていたところだ。私も、長野に住んでいた頃は、訪ねて行って、りんごを買ったが、買ったりんごのほかに、野菜などをたくさんもらって帰ってきた記憶がある。代も変わり、息子夫婦が実権を握ると、考え方もドライで、結構シビアな感じになったが、それでも、昔からの付き合いで、他から買うよりも良いだろうと、今も、毎年、秋にはりんごも買っている。
息子たちにも送ってもらったので、息子たちからは「着いたよ。美味しかったよ!」とのメールが届いた。まあ、送り主の顔をつぶさないためにか、多少、配慮してくれたのだろうか?それにしても、長雨の影響はやはりこんなところにも出てきたのだろう。元来、農業は天候に左右される部分が大きく、これだけは避けようもないことなので、今年は不運だったと諦め、来年に期待することにしよう。
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