ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

クリスマスイブに今のコロナ対策について考えてみる

2020-12-24 23:23:15 | 新型コロナウイルス感染症
 退職して昼間は家にひとりの生活になってから初めてのクリスマス。
 実は今日がイブだなんてテレビで知りました。
 社会生活で人との関りってやっぱり大事ですね。
 ケーキもツリーもプレゼントもない平凡な夜を迎えております。

 そういう中、世間では相変わらず気分が落ち込むようなコロナ報道ばかりで嫌になりますね。
 会食をするな、旅行にいくな、集まるな・・って。
 本当にここまで人々の行動を制限しなければならない感染症なのでしょうか?

 インフルエンザの感染者数が年間約1,000万人に対して、新型コロナは1月からの累計で20万3,113人(12月23日現在)。
 病原性は死者数、重症者数含めてインフルエンザとほぼ同様かインフルよりも少ない状況。
 インフルは毎年数千人、関連死も含めると1万人ほどが亡くなっていると言うのに・・。

 では、なぜ大騒ぎとなっているのか?
 それは指定感染症に指定されているからです。
 まあ、それは良いとしましょう。感染症法では得体の知れない新しい感染症が出た場合には1年間の指定感染症として感染拡大を可能な限り防ぐことになっています。

 指定感染症の場合には感染者が出るたびにひとりひとりを調査し、検査し、入院をさせます。
 これも良いでしょう。国内への広がりを防ぐためには症状の有る無しに関わらず、隔離するしかありません。

 問題はまん延させないための厳しい対策をまん延してしまった今もなぜ継続しているのか?ということです。

 もはや感染者のひとりひとりを見つけようと思ってもイタチごっこで、感染経路不明の感染者が次々と出てくる状況です。
 致死率が異常に高い感染症であれば、何があっても経済がどうなっても最後まで徹底的に厳しい対策をとるべきですが、新型コロナはそうではありません。

 保健所や病院職員は新型コロナが指定感染症に指定されている以上は、法に基づき無症状や軽症であったとしても感染者本人、接触者も含めて調査や検査、入院等をさせなければなりません。恐らく他の業務はストップするしかなく、それによる弊害も出ているのではないでしょうか?
 毎日夜遅くまでの業務を休むことも無く必死に頑張っている関係職員の皆様には頭が下がります。
 にも関わらず彼らへの心無いクレームの電話や職員や家族に対する差別、偏見により追い打ちをかけている人々。

 どうしてこんなことになってしまったのでしょうか?

 今更、遅いのかもしれませんが、国はなるべく早く指定を解除するか条例を発して5類のインフル並みの対応に切り替える必要があると思います。

 そうすると「今までの対策は何だったのか」と大騒ぎになるでしょうが、フェーズが違うのですから対策もそれに応じて変わるべきで、国もしっかりと情報発信してほしい。
 それを誰も言わないし、国中が言える雰囲気ではなくなってきていることが逆に怖い気がします。

 本当にそうしないと、医療、保健所、観光業、食品業界等がバタバタと倒れていき、コロナが終わった頃に「国破れて山河あり」というような殺伐とした光景が拡がっていなければ良いのですが・・