その昔、「レミングス」という単純だけれども中毒性のあるゲームにはまりました。
仲間が増えすぎると崖から飛び降りて集団自殺をするというネズミ(レミング)をモデルにしたのだそうです。
ゲームを始めるとまず画面の上からポトリポトリとレミングスが落ちてきて先頭のネズミから進み始めます。
後に続くものはその先にどんな危険があろうかなどと考えもせずに、ただただ先頭のネズミにゾロゾロとついていくのです。
結局、次々と崖から落ちたり、溶岩に飲み込まれたりして全滅したらゲームオーバーと言う、今考えればすごく残酷な内容ですね。
なのでプレーヤーはいろいろなボタンを押すことで「Uターンしろ」とか「穴を掘れ」とかネズミに指示をして、危険を回避することで皆を助けるというゲームです。
最近の状況を考えると、政治やマスコミが果たして「先頭のネズミ」なのか、はたまた「危険回避を指示してくれるプレーヤー」なのか今一分からない感じです。
となれば、後に続く我々ひとりひとりが良く考えて行動することが大事ですね。
与えられる情報だけを鵜呑みにして、言われるがままゾロゾロと付いていった先に何が待っているのかちょっと心配になったオジサンなのであります。
ちなみにレミングスが集団自殺をするというのは誤解であり、1958年にデイズニーが制作したドキュメンタリー映画「白い荒野」で広く知られるようになったのですが、海に飛び込むシーンは実際は映画スタッフたちがたくさんのレミングを崖から落として撮影したことが後に発覚して大きな問題となりました。
本当に何を信じて良いのやら・・
PS:「レミングス」はウインドウズパソコンにある「マイクロソフトストア」から無料でダウンロード(lemmingsで検索)できるようです。興味のある方は遊んでみても面白いと思います。
あのディズニーまでそんなことをやるなんて。動物愛護の精神はどこへ。
テレビや映画に真実を求めるのは間違いなんでしょうかねぇ。
その後、実は敵に追われて…ってなって
更に後になって、購入したレミング使ったヤラセでした!って…😖
しかも『白い荒野』ベストドキュメンタリー賞を
とっていたんですよね。
本当に、何が真実か分かったもんじゃありませんね。