ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

わんこと四国旅~ ② こんぴら様参り

2024-03-18 00:04:01 | 街歩き、ドライブ、旅行


 3月10日(日)午前

 高速道路のサービスエリアに併設されている道の駅「小松オアシス」で車中泊にて一夜を明かす。

 「モコ助、日本の夜明けぜよ!」「父ちゃん、坂本龍馬は高知、ここは愛媛だよ」

 とても静かでトイレも綺麗でなかなか良い車中泊スポットだったのですが、前回同様に前の座席では「出せ出せ」と不満を訴えるワンコがいたので寝不足のまま朝を迎える夫婦でした。
 あぁ、うらやましい。家を引いて旅をされてるわ。

 さあ今日は全国からの参拝客で賑わうであろう金毘羅様を御参りする。
 日曜なのでとにかく早く着いて駐車場を確保せねばと車を飛ばしました。
 結果、「無料で停められる」と書き込みのあった丘の上の公園駐車場はすでに満車で障害者用のスペースが1台分残っているだけだったので断念して少し下に降りた海の科学館に何とか停めることができました。

 障害者用スペースなのに躊躇なく入れ込む真っ赤な車のお兄ちゃん4人組、ぷんぷん😠 





 ずっと続く石段の坂をモコ助のリードを引いて一歩、一歩と登り始めます。
 785段とは言え、両側のいろんなお店を見物しながらであるし、このところウォーキングや山登りも楽しんでいたので思ったほど大変ではありませんでした。




 ただ、足の短いモコ助にずっと階段を登らせるのもどうかと思い、途中からは肩掛けの手作りバッグに入れて抱っこして登ることにする。
 このまま足でも踏み外そうものならモコ助諸共に転げ落ちてしまうので慎重にそろりそろりと足を進めなければなりませんでした。
 道路わきのいたるところにいろんな小さな祠が立っているのでその度にお参りしながら登る。

 途中でお御籤を引いたら「凶末吉」だったので少し落ち込む相方さん😰 


 私はと言うともう何年もずっと「大吉」が続いているのである😊 

 365段ほど登った丁度中間くらいにある大門。
 こういう形の楼門がオジサンは好きでいつも見いってしまう。
 黒澤明の「羅生門」の影響があるのかもしれないな。


 さらに進むと大きな壁に何やら立派な日本画が描いてありました。
 良く見ると鑑定団でしか見たことのない円山応挙の虎でした。
 その横の門を潜った書院では数々の名画を見ることができたのですが、試しに受付のおばさまに「あのぅ、犬はダメですよねぇ?」と恐る恐る聞いたけれども案の定「無理です!」と力強く気持ちよく断られたので引き返す。
 「あぁ、こんな機会は当分ないだろうなぁ」と残念ではありました。




 もう少し頑張って登ると開けた場所に出ました。
 なぜか象の像が待っておりましたが、その奥では神馬を2頭見ることができたのでモコ助も初めてお馬さんとの御対面。


 怖くて現実逃避しているワンコと全く気にもかけないお馬さん

 多くの神社仏閣等ではペットの入場を禁止している所が多いけれども、この金毘羅様は江戸時代から参拝できない自分の代わりに犬を参拝させるという風習があったとかで、今でも犬連れもOKという有難い神社なのでした。
 途中にはその「こんぴら狗 (いぬ)」の像があり、皆に撫でられてピカピカでした。



 やっと金刀比羅宮 旭社にたどり着く。
 


 立派な建物なので、ここで引き返す人もいるそうですが御本宮はさらに奥なのです。
 右に進み、最後の御前四段坂の急な石段を登り切り、ついに785段の金刀比羅宮・本宮までたどり着きました。

 相方さん、大丈夫か?


 どこにお参りすれば良いのかまようくらいに立派な祠が並んでます


 やっぱり御朱印を

 相方さん、一枚目は沈んだので無かったことにして2枚目で浮かんだ1円である



 さらにここからあと700段くらい登ると奥社がありますが、それは諦めて下山します。

 いっぱいご利益を得たような金毘羅様参拝でした。
 3~4時間くらいは必要だろうと思っていましたが、なんと2時間以内で駐車場まで帰り着き、まだまだ元気かもしれないと少し安心する。

 さあ、お昼時です。
 香川と言えば「讃岐うどん」、鳥居を抜けてからどこか良いお店はないかなとキョロキョロしながら車を走らせるのであった。

 続く









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