海外ニュース：3月26日（土）2011

NHKのBSでやっと海外ニュースを流しはじめました。
フランスF２やドイツZDFでは日本の東京電力の
発表内容の信憑性について、疑問視されています。
CGも日本の放送局のものより、わかり易く
やはり合理的に的確に内容が伝わってきます。
ドイツZDFでは、どうして被ばくした作業員が
きちんとした防護服を着ていなかったかに
ついて、特に強調されていました。
ヨーロッパの人も日本の経済産業構造が
収入の多い一部の大企業就労者と収入の
低い大企業の下請け企業、そこで雇われる
非正規雇用の労働法の保護すら受けられない
多くの就労者いて、完全に２極化構造に
なってしまっていることに、まだあまり
気付いていないか、そんな状態でデモも
起こさず黙って受け入れ、ろくな防護服も
支給されずに一生懸命危険な作業に取り組む
ような、民族がこの地球上にいることが
おそらく信じられないことでしょう。
テレビなど報道する側はこの前者の
方なので、圧倒的に本当は数の多い
後者の意見やその立場を擁護するような
報道はおのずと制限され、原発報道も
前者を擁護する論調になってしまいます。
そのような実態がまだわかっておらず
喜んで前者の流すテレビを鵜呑みにして
観ている人は、もっと実態に気付いて
もらいたいと思います。
本当のことを知ることがまず第一歩です。