北海道の身近な風景

北海道内の身近な自然の風景。

道道71号線北上 厚賀⇒振内:8月13日2014

2014-08-14 13:11:19 | Buellビューエル・ツーリング

国道や高速はどこも混んでいました。

高速(日高自動車道)に鵡川インターから乗りましたが

さすがに帰省の車で車がいっぱい!

終点(その先、静内までは工事中)の日高富川インターで降り

国道235に入りましたがやはりここも数珠つなぎの状態。

でも、速度はみんな速めで70キロくらいでは流れていました。

厚賀からいつもの、道道71号に入り、振内まで北上です。

(カメラ:GoPro)

 

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厚賀から数キロ北上したあたりの牧場地帯。いい天気です。        (写真は2段階拡大します)

この道道71号は日高山脈の西側の麓を山脈に沿って北上する位置にあたり

ところどころで幌尻岳近辺の高い山も望むことができ、何より交通量も少なく

気持よく走ることのできる道なので、ついついこの道に足が向かいます。

 

 

 

 

 

いつもの停車ポイント。

ここまで厚賀側からも振内側からも上り。道道71号の一番標高の高い地点です。

 

Goproいじってたら自分撮りしてました~

 

道中の牧場や畑の農家は離農して空き家や廃屋になっている農家が多く見られ

廃棄されたサイロが自然風景に溶けこんで建っています。

残っている農家の玄関先には、帰省していると思われる子供や親類などの車が

多くとまっているのが見受けられましたが、農家の絶対数が少なくなり、それにしてもほんのわずか。

小学校だったところはほんとにすべてが生活館などの公民館になってしまっています。

 

やはり思うのは基本的な食料の生産農家が国際競争にさらされ、廃業せざるをえなくなり

都会に出て安い労働賃金で働くしか方法がなくなり、子供を育てていくことすら

ままならないような社会状況、、ひいては社会政策というのはいかがなものなのかと

考えさせられます。

日本製の車を世界に販売するために、自営農家は経営困難となり国際競争力を

つけるめに大資本に経営される大規模農業経営になっていき、今まで一国一城の

主だった人たちが、安い賃金で働く農業工場労働者になっていくような未来に

希望があるとは思えません。

一部の人にだけ利益が集中しないような、うまい舵取りというものはできないものでしょうか?

 

 

今回終点の振内を流れる沙流川に架かる橋。変わった名前。イケウリ橋だって。

 

振内の中心部。正面に幌尻岳が見えるのですが、雲がかかっていました。

ぶらぶらしていたらバイクが数台走って行き、今どきのバイカーはほとんど

荷物をたくさんうしろに積んだ北海道ツーリングバイカーたちです。

 
 
鵡川まで戻って来ました。しばらく雨が降り続いていたので、茶色です。
 
海岸線も岸辺付近は茶色でした。
コメント
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