英国パブを愉しむ ～歴史、ビール、作法を知れば10倍楽しくなる～ Part3

東急セミナーBE『 英国パブを愉しむ ～歴史、ビール、作法を知れば10倍楽しくなる～』 最終回。
HOBGOBLIN渋谷店での実地研修。ちゃんとプロジェクターが運び込まれ、教室風になっていました。
ビールを飲みながら…と思っていたので、暑い中喉を乾かして行ったのですが、先生からは
「ビールを飲むのは最後の30分です」
との冷たいお言葉。

パブの構造などに関する講義の後、講座で一番の楽しみだった、ビール注ぎの実習。
初めてカウンターの内側に入れてもらいました。
カウンター内側の床は、緑色の防水ゴム貼り。モノも一杯で、作業場っぽい雰囲気です。

グラスを傾け、ポンプを手前にゆっくり引きます。けっこう重い。
引ききったところで取っ手を戻し、蛇口をビールに浸けてもう一回。
（戻すときに蛇口がビールに浸かると逆流するので注意）
ちょうどパイントグラスが一杯になりました。（写真はちょっと飲んだ後）
いつもは、蛇口の先に泡立てる装置がついているそうなのですが、今日はそれが無いので、いかにもイギリスで飲んだような、まばらな泡のビール。
いつもより美味い気がするのは、自分で注いだせいでしょうか。


ドサクサに紛れて、ギネスもやらせてもらいました。
こちらは窒素ガス入りなので、短いレバーを手前に引くと、勢い良くビールが出てきます。グラスの「GUINNESS」ロゴ下くらいまで注いで、一休みして泡を落ち着かせます。
大きな泡が一つ出来ましたが、この間に消えました。
後は蛇口をビールの5mmほど上に置き、レバーを向こう側に倒して、細く出るビールでグラスを満たします。蛇口はビールに浸しません。
泡はキレイに出来ましたが、ちょっと少なくなっちゃいました。
樽の終わりの方では、どうしても泡が少な目になってしまうそうです。
でも、コレで絵を描くのは難しそうだなぁ…

後はそのまま打ち上げ。
内容も面白かったですし、参加者みんなで飲むのも楽しく、満足な講座でした。
今度はイギリス現地編をやりたいなぁ…

PS.
6/28にグッドビアクラブ ビア・コミュニティ・ミーティングがあるそうです。
恵比寿は柚子マーマレードエールが飲めるとのウワサです。行きたいけど無理かなぁ…。