
今日のニュースで気になったのは、シンガポールの『ラッフルズ・ホテル売却』。
ラッフルズはシンガポールで最も由緒ある高級ホテルで、サマセット・モームやシンガポールスリング、戦争時の日本軍司令部化など、エピソードには事欠きません。
私がこのホテルを初めて知ったのは、景山民夫の冒険小説『遥かなる虎跡』。
小説の冒頭、ラッフルズが日本軍に接収される前夜の描写が、熱く描かれていました。このシーンが素晴らしすぎで、結局冒頭しか読みませんでしたが…。
これを読んだ直後にシンガポールに長期出張したので、ドサクサに紛れて2週間ほど泊まってしまいました。
当時は建て替え直前でお客さんも少なく、値段も他のホテルより安い位でした。
かなりガタが来ている感じではありましたが、歴史と伝統が感じられるホテルの佇まいは、今でも良く覚えています。
再建後の今となっては、とても手が出ない高級ホテルになってしまいましたが、こんなホテルまで買収に巻き込まれてしまうのは、ちょっと寂しいですね。
写真は、2001年に再訪した時にホテルの“Long Bar”で飲んだタイガービール。
巨大なフラスコのようなグラスがカッコイイ。
殻付きピーナッツが食べ放題で、殻を床に捨てるのがルールでした。
ラッフルズはシンガポールで最も由緒ある高級ホテルで、サマセット・モームやシンガポールスリング、戦争時の日本軍司令部化など、エピソードには事欠きません。
私がこのホテルを初めて知ったのは、景山民夫の冒険小説『遥かなる虎跡』。
小説の冒頭、ラッフルズが日本軍に接収される前夜の描写が、熱く描かれていました。このシーンが素晴らしすぎで、結局冒頭しか読みませんでしたが…。
これを読んだ直後にシンガポールに長期出張したので、ドサクサに紛れて2週間ほど泊まってしまいました。
当時は建て替え直前でお客さんも少なく、値段も他のホテルより安い位でした。
かなりガタが来ている感じではありましたが、歴史と伝統が感じられるホテルの佇まいは、今でも良く覚えています。
再建後の今となっては、とても手が出ない高級ホテルになってしまいましたが、こんなホテルまで買収に巻き込まれてしまうのは、ちょっと寂しいですね。
写真は、2001年に再訪した時にホテルの“Long Bar”で飲んだタイガービール。
巨大なフラスコのようなグラスがカッコイイ。
殻付きピーナッツが食べ放題で、殻を床に捨てるのがルールでした。