光のみちしるべ ~愛だけが現実~

私たちは皆、神様の子供。
内なる神の分光を輝かせましょう。
5次元の光のピラミッドがあなたを待っています。

ある魂との対話(後編)

2010年06月04日 11時08分57秒 | スピリチャル
「執着だと?」

「そうです。戦場によってでしか自分の存在意義を見出せなくなっているのです」

「‥‥‥‥」

「ですが、あなたに切り捨てられた魂が、苦しみもがきながら、今あなたの肉体にしがみついています」

「そうなのか。苦しくて仕方がない。どうか楽にしてほしい」

「もうあなたの身体中には無数の腫瘍が出来ています」

「何だと?苦しくて歩くのも大変なのだ。何とかしてくれ」

「私にはどうすることも出来ません。この腫瘍は脳の中にも、内臓にも、神経の間にも、全身に出来ています。私にはもはや取り除けません」

「どうすればいいのだ?」

「戦争への執着を捨て、謝罪とゆるしの祈りを唱えてください。何度も何度も唱えてください。平和の祈りを唱えてください。まずはそれからです」

「そんな祈りはとても出来ん。ますます苦しくなる」

「なら、今のまま何も変わりませんよ」

「おぬしのヒーリングで何とか出来んのか?」

「出来ませぬ!」

「く、くるしい‥‥」

やがて、この魂はもがき苦しみながらヒーリングルームから去って行きました。

そうです。この魂は死んだ人ではなく生きている人のものでした。

つまり生霊でした。



それから数ヵ月後の今月、この魂の人は、先日足の付け根に出来た腫瘍を取り除く手術を受けました。腫瘍が神経を圧迫し歩くのもままならない生活でした。その腫瘍はテニスボールほどの大きさだったそうです。幸いにも悪性ではないとのこと。まだ悪性ではないところに一分の望みがあるようです。

しかし、良くなったのも束の間、すぐに別のところに腫瘍が見つかり身体の不調を訴えられました。しかも何ヶ所かに腫瘍が見つかったそうです。今度ばかりは何度手術しても、切除は追いつかないそうです。

謝罪とゆるしの祈りを拒み続けている以上は、この難病が完治することはないでしょう。自分で蒔いた種は自分で刈り取らねばなりません。良い麦の実であろうが、毒麦であろうが、収穫のときは必ず来るのです。そして、自分で自分の始末をつけねばなりません。それが宇宙の法則であり、カルマの法則です。

瀬戸際に追い込まれたこの魂はどうするのでしょうか?何とこの魂は、この土壇場で全く別の魂を道連れにしようとしています。過去世から因縁の強い魂のようです。この魂を道連れにして死のうとしています。ますます負のカルマを積もうとしています。困った魂です。

私としては、謝罪とゆるしの祈りが出来るように、ただただ天にお願いするばかりです。天使たちも最後の最後まであきらめていないようです。無条件の愛によって、忍耐強く、辛抱強く、魂があがなわれるように働きかけています。




この魂の経過は、お知らせできる時が来ましたら、またアップいたします。
コメント (2)
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