15日、東京駅から新幹線に乗り一路高槻へと向かいました。
車内でしとりんが握ってくれたおにぎりを3コ食べると、あっというまに眠ってしまいました。
気がつくと、すでに静岡駅を通り過ぎていました。
また寝たら京都駅を寝過ごすかもと思いつつ;も、またもや眠ってしまいました。
はっと起きた時、まだ京都手前でしたのでほっとしました。
京都駅で新幹線を降りて在来線に乗り換え、高槻市は目の前に。
まもなくお会いする人たちの顔が目に浮かびました。
午後4時、高槻駅改札口には、今回の脚本・演出担当のTさんが出迎えてくれました。
そして車には教会牧師のキング先生が待っていてくださいました。
そのキング牧師自ら運転する車に乗って、高槻聖書バプテスト教会へ。
教会に到着すると、たくさんの教会員の方々がミュージカル・コンサートのための大道具、小道具類を車に載せている最中でした。
キング先生が教会内を案内してくださっていろいろと説明してくださいました。
思えば、教会という建物の中に入るのは何年ぶりでしょうか。
教会といっても、高津聖書バプテスト教会の建物は会社の営業所だったところを改築(改造)したもので、
いわゆる教会という建物とはちょっと違ったたたずまいをしています。
ですから、ここをこんなふうに改築したという説明付きで案内してくださいました。
外が暗くなった頃、再びキング先生の車に乗って、今度はコンサート会場へ。
会場は、高槻市生涯学習センター 多目的ホール。
午後6時からの搬出に向けて、ぞくぞくと教会員の方々が集合して来ました。
私は楽屋にいてキング先生とお話しながら、紹介してくださる教会員の方々へご挨拶いたしました。
ほかほか弁当でお腹を満たしたあと、いよいよ舞台でのリハーサルが始まりました。
幕開けの順番からセリフと動きの確認をしながら、
まるでビデオの早送りのように次々と場面が変わっていきました。
客席中段のところに、脚本・演出担当のTさんが的確にかつテキパキとマイクで指示を出していました。
これはまったくプロの舞台稽古と一緒でした。
それもそのはず、Tさんは東京で20年も劇団を主宰していた実績を持つ方なのです。
私も客席にいてその様子を見ながら、いつの間にか涙が流れ始めていました。
つぐく