その鎧姿の武将のうしろには、
家臣や女性、子供たちもいました。
すなわち、
戦に敗れた一族が
天に帰る道をふさがれたまま
安らぎの場所を求めて
さ迷っているのでした。
この人たちは私とゆかりのある人たち
きっと高野山へ
一緒に連れて行ってほしいのだろう、
そう直感しました。
この現代まで、
どれほどの時間がたったというのでしょう。
平家と源氏
その言葉が浮かんできました
救いを求めて
永遠の安らぎを求めて
ずっとずっとさ迷い続けていたのです。
高野山へお連れすることを約束しました。
きっとそこが安らぎの地なのでしょう。
それにしても武将であっても、
ちゃんとインターフォンを鳴らすんだと、
その律儀さと礼儀正しさに
敬服した私でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます