先日、ヒーリングのご依頼でNさんが来られたとき、お母様の遠隔ヒーリングのご依頼もありました。そこで、その日に撮影されたというお母様のお写真を拝見させていただきました。もちろん、私はお母様とお会いしたことはありませんので、初めて見る姿でした。でも、何だかお母様ではないような気がしました。何故か、その写真は男性のような顔に見えたからでした。
「お母様はいつもメガネをかけておられるのですか?」と尋ねると、いつもかけているというわけではなく、この時に限ってかけられたということでした。「では、お父様はメガネをかけておられたのですか?」と尋ねると、そうだということでした。
「お父様はまだ天に上がられていませんね」と私は言いました。「え、そんな!?」とNさんは驚かれました。お父様はすでに亡くなられて、この世の人ではおりませんでした。お父様はお母様の姿を通して、「自分はまだこの世にいる」ということを知らせてきたのだと直感しました。 それで別の日に、Nさんのご自宅でお父様を天に上げる神事を執り行うことに致しました。
後日、私はNさん宅を訪れました。妹さんも一緒に出迎えてくださいました。リビングのテーブルに座って、お父様の生前の様子(生活)や家系を丹念にお聞きしました。それによりいろいろなことが分かってきました。Nさんのご先祖様の中でまだ地上におられる方々がおり、そのことを心配されたお父様が皆さんを天に上げてほしいと救いの依頼されて来られたのでした。
早速、神事を行うための舞台を作り始めました。Nさん宅へ行く途中、何を準備すべきか高次元(天)の方々からいろいろ示唆がありました。それによると、祭壇をつくるのにNさん宅にあるものを使う、というものでした。
そのことをNさんに伝えると、思い当たるものをいろいろと探してくださいました。しかし、しっくりいくものがなく、何だろう?と思っていたとき、突然、Nさんが「昨日、天使さんの絵を描いたんです」とスケッチブックを取り出して来られました。一目見て、「これだ!」と瞬時に思いました。それを祭壇の真ん中に置きました。そして、お父様が生前愛用されていた手帳なども置き、Nさん宅専用の祭壇は完成しました。
私が訪れたときから、多くの魂たちがリビングに集合し始めていました。そして、祭壇が完成すると光の柱が立ち、その前に3列ぐらいに並んでその時を待っていました。地上への執着が無くなっている魂はその光の柱に向かって歩み始め、超高層ビルのエレベーターに乗るかのごとく、すっと天に上がっていく様子が感じられました。リビングの外(玄関)にいて、中に入るタイミングを見出せないまま立っている魂たちもおられたので、何度かその扉を開けて中に入られるようにご案内いたしました。
私がいよいよ神事を執り行い始めると、並んでいた魂たちに光が差し込み始め、まだ迷いの中にある魂もゆっくりと天に向かって上昇していきました。とても軽やかに。そして、お父様はというと、その列には並ばず、この神事の主催者の1人として祭壇脇に立って皆さんが昇って行かれる様子を見届けておられました。少し躊躇されている魂さんにはやさしく手招きされていました。
この日、霊界の世界では口コミで広がったのか、天に昇るきっかけを待っていた魂たちが沢山集まって来られました。ですので、Nさんのご先祖様やご友人関係だけではなく、この地域に長く留まっておられた魂たちも沢山来られていました。そして最後の1人となったとき、お父様が光の柱にゆっくりと進まれ、私たちに頭を下げられると瞬時に天に昇って行かれました。外に龍神のエネルギーを感じました。龍神の背中に乗って天に帰って行かれたのでした。
※後日、Nさんからメールが届きましたので、ご紹介させていただきます。
鈴木さんが、お帰りの後、三番目の娘が家に入り
「何か違う、家じゃないみたい、すっきりした。」
といっていました。
夕方、母に電話してみたら、声に張りがあり、言葉がポンポンでていて、
驚きました。明らに、変化がありました。
とても嬉しいです。
母に、「生命の贈り物」の本をプレゼントするのと一緒に
私が描いた絵もプレゼントしてみようかなと思いました。
今日、天使さんにお願いして、ゆるしの天使さんの絵を
描かせていただこうとしたら、若いころの母が、赤ちゃんを抱いている図が
頭に浮かび、描いてみました。
描きながら、なぜか涙が出てきました。
これに色を付けて、プレゼントしようと思います。
次は、何を描かせていただけるかな?と思うと
ワクワクしてきます。
12月になり、今年は、激動の一年だったと感じます。
実は、私の誕生日も12月なんです。
いろんなプレゼントをいただき、感謝でいっぱいです。
鈴木さんのおかげです。
本当にありがとうございました。
神事のご依頼はこららから ⇒ 光のみちしるべ